警報ない津波対策許可、規制委

関西電力高浜原発で

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 原子力規制委員会は2日の定例会合で、関西電力高浜原発(福井県)に警報が出ないまま津波が襲来することを想定した関電の追加対策を正式に許可した。

 同原発は、警報を前提とした対策で2015~16年に全4基が審査に合格したが、18年にインドネシアで警報の出ない津波が発生した事例を受け、規制委が一部を再審査。この日の会合で、追加対策を妥当とする「審査書」を決定した。

 関電によると、沖合で発生する海底地滑りにより、警報が出ない津波が襲来する可能性があり、1~4号機が同時稼働中だと、重要設備の冷却に使う海水が引き波で取り込めなくなる恐れがある。