ネコ好きは萌え必至!可愛さ満点のおみやげ「ネコ醤油皿」

癒し系の中でも特に人気!醤油皿シリーズ

日本では最近、癒し系の可愛い食器がたくさん販売されています。その中でも、見たとたんに目がハートになってしまいそうなのが、醤油を入れるとネコやイヌなどの図柄が浮き出る醤油皿。

訪日観光客にも人気のこの醤油皿シリーズ。本記事では、その誕生秘話を紹介します。

かわいい醤油皿は誰が作っているの?

この醤油皿を作っているのは、岐阜県に本社を置く株式会社アルタです。

雑貨や食器、ステーショナリー、ストラップなど、多岐にわたる商品を開発してきた同社。企画、素材選定、サンプル制作など、商品開発に必要な工程を、自社デザイナーのみでできるのが強みです。

原点は「家庭に笑顔と癒しを」という想い

「家庭の食卓に、笑顔と癒しを与えたい」。ネコ醤油皿の企画担当者は、そうした想いから、かわいい醤油皿の開発企画がスタートしたと語ります。

図柄のモチーフは、初めからネコとイヌに決めていたのだとか。実際、ネコ好き、イヌ好きの方はたくさんいますよね。

開発に当たっての困難

商品開発に当たって大変だったのは、2点ありました。第一に、どのようにお皿の余白を少なくするか。第二に、どのように図柄の立体感を出すかです。

円形のお皿に余白が多すぎると、なんとも言えない空虚感が生まれてしまいます。図柄をどのくらいの大きさにするか、そのバランスを決めるのは容易ではありませんでした。

また、動物の立体感を表現するため、図柄ごとに溝の深さを変える必要があります。これを各図柄ごとに1つひとつ調整するのも、大変だったとのこと。

醤油皿シリーズにはどんな商品があるの?

醤油皿シリーズには現在、8つのモチーフが使われています。ネコ、イヌ、パンダ、大江戸、海鮮、将棋の駒、相撲、シーサーです。

モチーフ選定に当たっては、人気がある動物を選んだほか、お客さんの意見も取り入れたのだとか。たとえば、シーサーは、アルタの営業担当が沖縄に出張したとき、お客様からヒントを得て生まれたとのことです。

ネコ

1番人気であるネコの醤油皿。座る、振り向く、丸まる、など6つのしぐさがあります。思わず撫でたくなるような、可愛いデザインですね!

イヌ

2番人気のイヌの醤油皿。座る、駆ける、止まるなど、こちらも6つのしぐさがデザインされています。まるで本物のイヌがいるかのような図柄が見事ですね。

パンダ

パンダシリーズも、特に人気の商品。歩く、転がる、見上げるなど、図柄は6種類。丸々としてリラックスしているパンダを見ると、思わず抱きしめたくなります。

大江戸

「大江戸」と題する醤油皿のシリーズには、艶っぽい花魁(おいらん)がデザインされています。デザインは3種類。日本の伝統的な雰囲気が濃厚に漂っています。

海鮮

海鮮シリーズはマグロ、サケ、ふぐなどの6種類。日本人に人気の魚をモチーフにしています。お刺身を食べるのにぴったり。

将棋

将棋シリーズは、将棋の駒の形をしたお皿に駒の名前が描かれています。デザインは全部で5種類。どこか、日本の人気漫画『3月のライオン』を彷彿とさせますね。

相撲

相撲シリーズでは土俵入り、突っ張りなど、6つのポーズやシーンがデザインされています。丸い体形の力士が可愛らしいですね。

シーサー

シーサーシリーズには、口を開けたものと閉じたもの、2つのデザインがあります。凛として堂々とした姿が、災いを遠ざけ吉を呼び込んでくれそうです。

皿だけじゃない!ネコの醤油さしも

ネコの醤油皿が評判になったことを受け、株式会社アルタでは、醤油皿と一緒に使えるネコの醤油さしも作りました。

中に醤油を入れると、ネコのしっぽから醤油を注ぐことができます。注ぎ口は液だれしにくいよう設計されており、醤油がこぼれてテーブルを汚す心配は無用です。

どこで買えるの?

現在、東急ハンズLoftなどの生活雑貨用品店で販売されています。ただし、どの店舗でもシリーズ全品がそろっているわけではないのでご注意を。各商品の価格や、どの図柄があるかは、各店舗でご確認ください。

オリーブオイルや黒酢入れにも使用可能

醤油皿には、オリーブオイルや黒酢を入れたり、ティーバッグを置いてもよいでしょう。この醤油皿を持っていれば、きっとあなたの食卓にも、たくさんの笑顔の花が咲きますよ!

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