石田ひかりが「DOCTORS」に出演。“セクスィー部長”沢村一樹との再会に「笑いをこらえるのが大変でした」

テレビ朝日系で2021年1月10日に放送される、沢村一樹主演の「DOCTORS~最強の名医~ 2021新春スペシャル」(午後9:00)に、石田ひかりが初出演。キャリアウーマンとして、母として苦悩する女性を演じることが分かった。

本作は、2011年10月期に連続ドラマとしてスタートし、13年7月にパート2、その後も連ドラのパート3、スペシャルドラマ3本が放送されている人気医療ドラマシリーズ。普段は患者に笑顔で優しく接するすご腕の外科医だが、自分が信じる医療のためなら目的・手段を選ばない非情な一面も持ち合わせる医師・相良浩介(沢村)を主人公に、相良と対立する、腕は確かだが人間性にやや問題ありの外科医、“卓ちゃん“こと森山卓(高嶋政伸)ら個性豊かなキャラクターたちが躍動する姿も描き、幅広い世代に愛されてきた。今作では創立100周年を翌年に控え、その準備に追われる堂上総合病院の様子が描かれる。

石田が演じるのは、相良が勤務する堂上総合病院のメインバンク・東京よつば銀行の融資課課長・花村玲子。創立100周年の記念式典を盛大に催したい堂上総合病院院長の森山だが、それに対して、赤字続きの経営状況から「融資できない」と判断を下す人物だ。

今回の出演に、石田は「沢村さんとは、NHKの『サラリーマンneo』の『セクスィー部長』以来2回目の共演でしたが、とにかく現場が面白すぎました! 沢村さん、高嶋さんと一緒の日は、笑いをこらえるのが大変でした。沢村さんの顔を思い出しただけでも、なんだか明るく楽しい気分になれる、素晴らしい方だと思いました。高嶋さんとは同じ町内で育ったこともありまして、図々しいことですが“ご近所さん”気分で懐かしかったですね。昔、私が現場に忘れた傘を届けてくださったほど、本当にご近所さんだったのです」と、高嶋との意外なエピソードを明かす。

また、ほかのレギュラー陣との共演については「(伊藤)蘭さんとも、15年ぶりの再会でした。娘たちがまだ赤ちゃんだった頃、かわいいお洋服をいただいて、時が経ち高校生になった彼女たちの姿を見ていただけてうれしかったです。“初めまして”の吉田鋼太郎さんは、本当にカッコよかったし、比嘉愛未ちゃんとは沖縄のかき氷のお店で盛り上がりました! 大先輩の松坂慶子さんが『娘さんたちはおいくつになられたの?』と聞いてくださったり、小野武彦さんはご一緒したのは随分と前になるのに、番組名まで覚えていてくださって感動しました。このようなすてきなレギュラーの皆さんとの現場は、とても雰囲気がよく、本当に楽しかったです。10年続いている理由が分かります!」と撮影現場を振り返った。

そして、「私の演じる花村玲子は、小さな娘を抱えながら必死で働いてきたシングルマザーです。思いがけず大きな病の宣告を受けますが、キャリアを失って娘を露頭に迷わせることだけはできないとの思いから、究極の選択を迫られます。そこに登場するのが沢村一樹さん演じるハートフルな相良先生と、地位と権力に塗れた堂上院長ですね! この先はオンエアで! 2021年のスタートに(放送となる)この番組に出演できたことはとてもうれしかったです! どうぞ皆さまお楽しみに!」と出演の喜びとともに、作品をアピール。

堂上総合病院の創立100周年を翌年に控え、院長の森山卓は広告会社と記念式典についての協議を進めていた。盛大に催そうとする森山に事務長の桃井正一(小野)は渋い顔。東京よつば銀行の融資課課長である玲子からも、式典のための融資、総額1400万円は無下に断られてしまう。なんとか融資を取り付けようと森山が経営改革に着手した矢先に、玲子が階段で転倒し、堂上総合病院に入院。骨折しただけだったはずが、相良の検査によって膵頭部のがんが判明してしまう。玲子を助けて恩を売り、融資を優遇してもらおうと考える森山だが、自身の将来に不安を覚えた玲子はセカンドオピニオンを求め、堂上総合病院を退院。玲子は上司である支店長・三田沢和久(吉田)にも病気のことを知られ、行内での立場も危うくなってしまう。

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