三越伊勢丹、大船駅北口に新商業施設 大型施設内に来年7月

21年7月開業予定の新規商業施設「FOOD&TIME ISETAN OFUNA」の外観イメージ図(三越伊勢丹HD提供)

 三越伊勢丹ホールディングス(HD、東京都)は2日、JR大船駅北口に来春開業する大型商業施設「GRAND SHIP(グランシップ)」の1~2階に、新規商業施設をオープンすると発表した。

 新商業施設は「FOOD&TIME ISETAN OFUNA」で来年7月のオープンを目指す。1~2階の2フロア(約3千平方メートル)に食材や日用雑貨、美容に関連する約30店舗が出店する。同社の子会社である三越伊勢丹プロパティ・デザインが運営する。

 大船駅北口では東海道本線で初となる住宅・商業施設一体の大規模複合再開発プロジェクトが進められ、分譲マンション(地上21階、地下2階建て、総戸数253)の建設も行われている。

 三越伊勢丹HDの広報担当者は「大船駅周辺には商業施設や住宅が集まっており、暮らしにゆとりのある世帯が多く住まれているなど、非常にポテンシャルの高い場所と認識している。利便性が高く、地域の皆さんに親しまれるような店舗を展開していきたい」と話した。

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