飲食店で知り合った女性に乱暴したとして、神奈川県警伊勢佐木署が強制性交の疑いで、鶴見署刑事2課の30代の男性巡査長を書類送検していたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。
巡査長は書類送検を受けて本部長訓戒となった。懲戒処分ではないため、県警は「公表基準に該当しない」として発表していなかった。
捜査関係者によると、巡査長は9月下旬、飲食店で女性に声を掛け、横浜市中区のホテル内で性的な暴行を加えた疑いが持たれている。巡査長と女性は当時、相当程度の酒を飲んだ状態だったという。
女性からの相談を受け、伊勢佐木署が任意で巡査長から事情を聴くなどして捜査していた。