川崎市立高の付属中、入試で面接を中止

川崎市教育委員会が入るビル

 川崎市教育委員会は2日、2021年度の市立川崎高校付属中学校の入学者決定検査(21年2月3日)について、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため面接を中止すると発表した。作文を含む適性検査のみ実施する。

 同校の入学者選考は適性検査と面接、調査書の得点をそれぞれ7割、2割、1割に換算して加算し、合計値が高い順に合格者を決めていた。21年度は面接の中止に伴い、適性検査9割、調査書1割として換算する。

 また、同校は新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者のうち、(1)自治体のPCR検査で陰性(2)検査当日も無症状(3)公共交通機関を利用せず、人が密集する場所を避けて検査会場に行く(4)濃厚接触者等確認票の提出-を条件に別室での受験を認めるという。

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