withコロナが若者にもたらした新たな働き方&生き方の基準とは?

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TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。10月30日(金)放送では、ハピキラFACTORY 代表取締役の正能茉優さんが“withコロナの働き方”について述べました。

◆コロナによって若者の考え方に変化が!?

NPO法人ReBitがZ世代(18~25歳)を対象に就職・転職に関するアンケート調査をしたところ、企業には人材の多様性を認めて活かす「ダイバーシティ&インクルージョン」を求める傾向が強いことがわかりました。

一方、「コロナ拡大前後の働き方やキャリアに関する考え方」の調査では、「変化があった」、「やや変化があった」と答えたZ世代が75.7%。

7月に転職したという正能さんは、パソコンを取りに行った以外、オフィスには全く行っていないそうで、「面接も全てオンラインで働き方も変化があると私自身感じている」と言います。

今回の調査でわかった、働き方で重要視するようになったことは主に3つ。1つは「柔軟な働き方」で、リモートワークや時短勤務など働き方の多様性を求めるようになったという人が53%を占めました。そして、2つ目は「社員の多様性を認め、個性を尊重する」で、3つ目が「ワークライフバランス」。

こうした働き方・働き方に対するポイントの変化を考えたときに、家の内と外、会社員である人とそうでない人など、それぞれの「切り替えがなくなっていく」と正能さん。彼女自身、複数の会社に所属しており、どれもオンラインで仕事をしているため、それを実感していると言います。多様化するこれからの働き方や生き方において今後どういうことが起こり得るのか、独自の目線による仮説として「令和の働き方・生き方のスタンダードはこうなる3つの"かもね”」を紹介。

◆令和の働き方&生き方の基準とは?

1つ目は、「キャラという概念が薄くなる"かもね”」。これまでは会社員としての自分、友達の前の自分、家族の前の自分など、みんな"分人的な考え”で使い分けていましたが、オンライン会議やオンライン飲みなど全て家のなか、同じ椅子で完結することで「いろいろ繋がってしまった。キャラを環境によって使い分ける概念がなくなった」と正能さん。

2つ目は「"人材”としての関わりを超えて"人物”としての関わりになる"かもね”」。仕事においては、どんな仕事をしているかなど"働き”にフォーカスしてコミュニケーションしていたものの、現在はさまざまなことがオンライン化したことによってその人の家族像や友達のなかでどういう感じなのか垣間見れることがあることから、「人物として、どういう人なのかみたいなところが大事になってくるかもね」と言います。

そして、3つ目は「"個人”に対して与えられていた多様性・個性が"○○家”単位になる"かもね”」。

総じて正能さんは、「これらが面白くもあり、不都合なところもある」としつつも「withコロナの働き方は働くことが難しくなっていく、雇用への心配の声もあるけれど、Z世代は少しずつ考え方を変え、この変化すらも前向きに捉えて生きているのが面白い。"未来は明るいぞ”と思いました」と主張します。

そんな正能さんの話を聞き、作家の田中康夫さんは「しなやかな自分を持とうよということなんじゃないかな」と総括。

一方、キャスターの宮瀬茉祐子は、分人的な考えがなくなることで逃げ場を失うことを危惧。「全てがボーダレスになることで新たな諍いが生まれ、それがストレスにならないか」と懸念点を挙げていました。

番組では、視聴者に「コロナ後、働き方に関する考え方に変化はありましたか?」というテーマで生投票を実施。結果は以下の通りです。

◆コロナ後、働き方に関する考え方に変化はありましたか?
あった……1,434票
とくにない……912票

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<番組概要>
番組名:モーニングCROSS
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 「エムキャス」でも同時配信
レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/morning_cross/
番組Twitter:@morning_cross