ミック・シューマッハー、アブダビでのF1フリープラクティスデビューに備え、ハースでシート合わせ

 2021年にハースF1チームからF1にデビューすることが決まったミック・シューマッハーが、バーレーンでマシンのシート合わせを行った。

 現在FIA-F2選手権のポイントリーダーであり、7度のワールドチャンピオン、ミハエル・シューマッハーの息子ミックとハースF1チームが、2021年からの複数年契約を結んだことが、12月2日に発表された。

 シューマッハーはF1最終戦アブダビGPの金曜フリープラクティス1回目と、翌週12月15日にアブダビで開催されるF1合同テストで、ハースVF-20を走らせることが決まっている。

 ハースでの走行に備え、シューマッハーは2日、シート合わせを行った。今年の第11戦アイフェルGP(ドイツ・ニュルブルクリンク)で、アルファロメオからFP1デビューを果たす予定だったシューマッハーだが、悪天候のためセッションはキャンセルされ、走ることができなかった。そのためアブダビ出場がF1のFP1で走る初めての機会になる。

 11月30日にハースは、ニキータ・マゼピンと2021年からの複数年契約を結んだことを発表しており、来年からはルーキーふたりのラインアップで戦うことが確定している。

ミック・シューマッハーがハースでシート合わせ
ミック・シューマッハーとハースの小松礼雄エンジニアリングディレクター
ミック・シューマッハーがハースでシート合わせ
ミック・シューマッハーがハースでシート合わせ

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