トム・ハーディがアル・カポネの”凄み”を演じきる ”暗黒街の帝王”の最晩年を描く野心作「カポネ」公開決定

トム・ハーディが最晩年のアル・カポネを演じる映画「カポネ」が、2021年2月26日(金)より公開されることが決まった。公開決定にあわせて、ポスタービジュアルも公開となった。

「カポネ」は、かつて暗黒街の帝王として君臨した伝説のギャングであるアル・カポネの最晩年の姿を描いた、実話を元にした作品。服役を終えてフロリダの大邸宅で妻のメエとの静かな暮らしを送るアル・カポネ。かつての姿は見る影もなく、梅毒が原因の認知症に苦しみ、薄れゆく記憶から自らが作り出す悪夢にさいなまれている。歴史上最も有名なギャングの最晩年を、新たな視点で描いた内容となっている。

トム・ハーディは、病魔にまれていくカポネを、ただならぬ凄みをみなぎらせて演じている。また、マット・ディロンやカイル・マクラクランら個性派キャストが脇を固める。「クロニクル」のジョシュ・トランク監督が、自らのアイディアで企画し、脚本・監督を務めている。

公開されたポスタービジュアルでは、短くなった葉巻をくわえ、一点を見つめているハーディ演じるカポネが大きく映し出されている。その表情は、狂気に取りつかれているとも、壊れてしまっているとも取れる凄みを感じさせる。

カポネ
2月26日(金)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給:アルバトロス・フィルム
©2020 FONZO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

© 合同会社シングルライン