<新型コロナ>2人死亡151人感染 川越、深谷などクラスター拡大 県北の県立学校で教諭ら…休校なし

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埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂町

 埼玉県などは3日、新型コロナウイルスに感染していた80代の男女2人が死亡、新たに151人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が103人、さいたま市25人、川口市11人、川越市7人、越谷市5人。

 これまでに確認された感染者は8830人(チャーター便帰国者含む)、死者は148人(3日午後6時現在)。

 3日午後9時時点の重症者は28人、感染者の入院は613人、ホテル療養191人、自宅療養417人。退院・療養終了は7310人。

 県によると、死亡した2人のうち、80代男性は朝霞市の介護付老人ホーム「SOMPO(そんぽ)ケアラヴィーレ朝霞」の入居者で、同施設の死者は9人目となった。

 県管轄で詳細が判明したのは未就学児~80代の男女90人。深谷市の60代男性と80代女性は市内のケアハウス「あかつき」の入所者で、同施設の陽性者は職員7人、入所者7人の計14人となった。深谷市の60~80代の男女6人と30代女性はそれぞれ県内の高齢者施設の入所者と職員で、施設の陽性者は計7人となった。

 2日午後判明分では和光市の70代男性は市内の菅野病院の患者で、同病院の陽性者は職員14人、患者16人の計30人となった。

 また、県は3日、県立川越高等技術専門校に勤務する50代と70代の女性職員の感染が確認されたと発表した。同校は職員全員のPCR検査を実施し、臨時休校とする。

 県教育局によると、北部地区の県立学校の教職員1人と児童生徒1人が陽性となったと発表した。同校の臨時休校は行わなかった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女25人。未就学児の男女2人は父親に感染が確認されていた。40代男性はクラスター(感染者集団)が発生している川口市の特別養護老人ホーム「春香苑」のスタッフ。80代男女は同居家族が既に陽性だった。家庭内感染は9人、勤務先は3人、友人との会食や感染経路不明は13人だった。

 川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~60代の男女11人。未就学児の女児は家族に陽性者がいた。

 川越市によると、感染が判明したのは10~60代の男女7人。うち60代男性医師と10代男子学生(看護助手)はクラスターが発生した赤心堂病院に勤務する医療従事者。

 7人とは別に市立保育園の男児(4歳児クラス)の感染が判明しており、同園の園児と職員計56人にPCR検査を実施する。同市立中学校に通う、男児の2人の兄も感染し、中学校は3、4日を臨時休校とした。

 越谷市によると、感染が判明したのは10~70代の男女5人。市外の学校に通う10代の女子学生は友人に陽性者がいた。