県内で鳥インフルエンザが発生した三つのブロイラー養鶏場は、県が11月までに国の飼養衛生管理基準による立ち入り検査を行い、「改善指導の必要はない」と判断されていた。基準を満たした施設ですらウイルス侵入の被害に遭ったことで、多くの養鶏農家が防疫の難しさを突き付けられた形となった。識者は「リスクを限りなくゼロに近づける努力が必要」として徹底した防疫の継続を求める。
衛生基準クリアでも発生 県内鳥フル、防疫の難しさ直面
- Published
- 2020/12/04 06:05 (JST)
- Updated
- 2020/12/04 10:03 (JST)