風評、デマ注意 鳥フルで県呼び掛け

 県内の養鶏場で鳥インフルエンザが3日連続で発生したことを受け、県は風評被害の防止に向けて「感染した鶏肉や卵が流通することはない。混乱させるような根拠のないうわさに気を付けてほしい」と呼び掛けている。
 県などによると、国内で鶏肉や卵を食べたことによる鳥インフルエンザの人への感染例は確認されていない。県はホームページで発生情報を随時更新しながら、消費者や生産者を混乱させるデマへの注意喚起も促している。現在、県への風評被害の報告はなく、畜産振興課の水野和幸課長補佐は「安全な県産の鶏肉、卵を食べて苦境に立つ生産者を応援してほしい」と話している。

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