都城鳥フル、3.6万羽殺処分 都農、高病原性確定

 簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出た都城市高崎町のブロイラー養鶏場の鶏について、県は3日、PCR検査で致死率の高い高病原性が疑われる「H5亜型」ウイルスの遺伝子が検出されたと明らかにし、この養鶏場で飼育する約3万6千羽の殺処分と埋却を終えた。鶏舎の消毒など全ての防疫措置も完了。また、都農町の養鶏場で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜から検出されたウイルスについて、国の機関による検査で3日、高病原性の「H5N8亜型」と判明した。

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