今週末も太平洋側を中心に晴れる所が多く、空気の乾燥が続く。
日本海側ではスッキリしないものの、雨や雪の範囲は狭くなりそうだ。
ただ、沖縄では曇りや雨とぐずつく見通し。
気温は朝と日中との差が大きくなるため、注意が必要となる。
太平洋側はカラカラ続く
太平洋側の地域は広い範囲で晴れて、日差しが多くなりそうだ。ただ、そのぶん湿度が下がり、空気の乾燥した状態が続く。
予想最小湿度は30%を下回る所もあるため、火の取り扱いに注意し、喉やお肌のケアも心がけたい。
関東は天気崩れる所も
広く晴れる太平洋側でも、関東は雲が多く、雨が降る所もありそうだ。
原因は南の海上に発生する低気圧で、千葉県など沿岸部ほど雨雲がかかりやすい見込み。
雨雲の広がりによっては、東京都心でも降る可能性があるため、注意が必要となる。
日本海側 スッキリせず
一方、日本海側は雲が取れにくく、スッキリしない天気が続く。
土曜日は北陸や東北の日本海側を中心に雨や雪となるが、日曜の日中は雨や雪の範囲が狭まる見込み。
一日の気温差大 服装で調節を
日中の最高気温は全国的にこの時季としては高い所が多く、晴れる太平洋側では日差しにぬくもりを感じられそうだ。
一方、朝の最低気温はだいたい平年並みで、この時季らしい冷え込みとなる見通し。
一日の中での気温変化が大きくなるため、服装えらびや体調管理に気をつけたい。
(気象予報士・多胡安那)