ロッテが唐川、荻野、清田の残留を発表 FA権を行使せず「優勝の力になれるように」

ロッテの清田育宏、唐川侑己、荻野貴司(左から)【写真:荒川祐史】

唐川「自分が活躍することで恩返しが出来れば」

ロッテは4日、唐川侑己投手、荻野貴司外野手、清田育宏外野手がフリーエージェント権を行使せずに残留すると発表した。

唐川は18年に海外FA権を取得した。プロ13年目の今季は32試合登板、1勝1敗14ホールド、防御率1.19。クライマックスシリーズ進出に貢献した。「色々な方からSNSなどで応援コメントをいただき本当に嬉しかったです。そういう声はボクにも届いていました。ロッテ、そしてファンの皆様に恩返しがしたいという気持ちが強い。自分が活躍することで恩返しが出来ればと思っています」とコメントした。

荻野は11年目の今季53試合出場にとどまり、打率.291、1本塁打、10打点、19盗塁。国内FA権は昨季取得していた。「やっぱりロッテで優勝をしたいという思いが強いです。リーグ優勝という、ずっと目標にしてきたことがまだ達成できていない。ロッテの優勝の力になれるように、チームの勝利に貢献していきたいと思います」とコメントした。

同じく11年目の清田は今季、海外FA権を取得した。70試合に出場して打率.278、7本塁打。規定打席には届かなかったが、シーズン終盤には4番を任されて長打率.467はマーティン(.485)に次いでチーム2位だった。清田は「ロッテに入った時から尊敬をして目標にしてきた井口監督を胴上げをしたいという気持ちが強いです。その戦力になりたいという想いが自分の中で一番。ロッテのためにこれからも頑張りたいです」とコメントした。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2