イラン科学者の暗殺に遠隔操作説

発生1週間、責任逃れか

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イランの核科学者ファクリザデ氏が襲撃された現場=11月27日、テヘラン郊外(ロイター=共同)

 【テヘラン共同】イランの核科学者モフセン・ファクリザデ氏の暗殺事件から4日で1週間。イスラエルの関与を疑う政府は複数犯による待ち伏せ攻撃と発表したが、国防政策を統括する組織の高官は遠隔操作兵器を使った無人作戦との見方を示唆。技術的には可能とみられるが、事件の特異性を強調して阻止に失敗した当局の責任逃れを図ったとの見方もある。

 「敵は全く新しい特別なやり方で目的を遂げた。電子機器が使われた。現場には誰もいなかった」。国防政策を統括する最高安全保障委員会のシャムハニ事務局長は11月30日、暗殺事件をこう説明した。