米軍のヘリコプターが2日、物資をつり下げた状態で在日米陸軍相模総合補給廠(しょう)(相模原市中央区)上空を飛行した問題で、在日米陸軍は4日、市に訓練のための飛行だったと説明した。今後は市に対し、適切な情報提供を行う方針も示したという。
同日午後、米陸軍基地管理本部のトーマス・マテルスキー司令官が本村賢太郎市長に電話で説明した。
市によると、補給廠西側の日米共同使用区域に11月にオープンした市立公園「相模原スポーツ・レクリエーションパーク」上空を低空で飛行していたとの目撃情報については、同司令官は「公園を含む共同使用区域上空では訓練を実施していない」と否定した。
本村市長は「周辺住民に不安を与えるような訓練は行わないでほしい」と要請した。