相沢選手 五輪内定 陸上日本選手権 男子1万 日本新初V

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 陸上の日本選手権長距離種目は四日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、男子一万メートルで相沢晃選手(23)=旭化成、学法石川高出身=が27分18秒75の日本新記録で初優勝を飾った。東京五輪の参加標準記録27分28秒00を突破して優勝という条件を満たし、東京五輪の日本代表に内定した。相沢選手は初の五輪出場となる。

 国内トップ選手が集結した戦いは、従来の日本記録27分29秒69を終始上回るペースで展開した。三度目の日本選手権に臨んだ相沢選手は七番手付近でレースを進め、徐々に順位を上げた。残り三周で二位(日本人一位)に上がると、最後のトラック一周でオープン参加の外国人選手を引き離した。

 二〇一五(平成二十七)年に村山紘太選手(27)=旭化成=が出した日本記録を10秒94縮めた。二位の伊藤達彦選手(22)=ホンダ=も27分25秒73で五輪の参加標準記録を突破。27分28秒92で三位の田村和希選手(25)=住友電工=までが日本記録を更新した。

 相沢選手は須賀川市出身。学法石川高時代は全国高校駅伝に三年連続で出場し、いずれも入賞に貢献した。東洋大に進み、大学三大駅伝では三年時の箱根から四大会連続で区間新記録を樹立。四年時の箱根駅伝は2区で史上初の1時間5分台をマークし、全国の駅伝ファンらに衝撃を与えた。

 都道府県対抗男子駅伝では昨年と今年の7区で区間賞を獲得。昨年は福島県を初優勝に導いた。市町村対抗県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝)には長沼中一年時の二〇一〇年から五回連続で出場している。

■五輪で結果残したい

 相沢晃選手の話 この大会を目標に一年間練習してきたので、五輪に内定してうれしい。絶対に勝つイメージで臨んだ。最終的な目標のマラソン挑戦に向けたステップになるような結果を五輪で残したい。