食事配達、見守り強化 対馬市 ひとり親家庭など対象

 対馬市は4日、総額約9700万円の本年度一般会計補正予算案など、8日開会の定例市議会に提案する23件を発表した。補正予算案では、ひとり親家庭などで見守りが必要な子どもがいる世帯に食事や食材を届ける「支援対象児童等見守り強化事業」の事業費として234万円を計上した。
 市によると、事業の対象は40世帯ほどを見込んでいる。配達は福祉団体に委託し、希望する家庭に年明け以降、月1回程度、レトルト食品や野菜などを届けて子どもを見守る。
 補正予算案では市内全小学生が来年3月からタブレット端末を使えるよう新規導入する1200台分の通信費計約455万円(3月の1カ月分)を計上し、市内全小中学生に1人1台の端末を用意する。補正後の一般会計予算総額は約361億円(前年同期比11.7%増)。
 市議会議会運営委員会は4日、会期を8日から18日までの11日間と申し合わせた。

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