【新型コロナ】横浜で男女2人死亡、96人新たに感染 特養でクラスターも

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は5日、入院していた男女2人の死亡が確認されたと発表した。また、10歳未満~90代の男女96人の感染が新たに判明した。93人が軽症または無症状で、3人は症状を調査中。家庭内感染が24人に上り、48人が感染経路不明という。

 市によると、亡くなったのはいずれも市内在住の70代男性と80代女性。男性は11月7日、女性は同25日に陽性が判明し、県内の病院に入院していたが、病状が悪化し、新型コロナによる肺炎で死亡した。2人の感染経路は不明で、慢性腎不全などそれぞれ基礎疾患があったという。

 また、既に利用者と職員の2人の感染者が出ていた市内の特別養護老人ホームで新たに4人の陽性が判明。市はクラスター(感染者集団)と認定した。また、死者2人を含む24人のクラスターが発生していた市内の有料老人ホームでは、さらに男性職員1人の感染が判明。12人の感染者が出ていた横浜市内の会社でも、新たに男性1人の陽性が確認された。

© 株式会社神奈川新聞社