「オールMLBチーム」のファイナリストが日本時間7日に発表

メジャーリーグでは昨季から「オールMLBチーム」の表彰がスタートした。簡単に言えば、シーズントータルの成績を対象としたオールスター・チームのようなものである。その「オールMLBチーム」のファイナリストが日本時間12月7日の午前10時から「MLBネットワーク」にて発表される。また、最終的な「オールMLBチーム」の顔ぶれは日本時間12月10日の午前9時から同じく「MLBネットワーク」にて発表される予定となっている。

「オールMLBチーム」の表彰が行われるのは昨季に続いて今季が2回目。昨季と同じようにリーグ別ではなく、メジャー全体からファースト・チームとセカンド・チームが選出され、それぞれのチームの内訳は捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手、指名打者が各1名、外野手が3名、先発投手が5名、救援投手が2名となっている。

まず、メジャー全選手のなかから今季の成績をもとにノミネート選手が選出され、11月にファン投票が行われた。このファン投票の結果を50%、選考委員会による選考結果を50%の割合とし、この2つを合算して最終的な「オールMLBチーム」のメンバーが決定される。

日本人選手からは前田健太(ツインズ)とダルビッシュ有(カブス)がノミネート。サイ・ヤング賞投票でそれぞれ所属リーグの2位に輝いた両投手が「オールMLBチーム」に選出されるのは確実であり、2人揃ってファースト・チームに名を連ねる可能性もありそうだ。

チーム別で最もノミネート選手が多かったのは9人がノミネートされたパドレスで、それに次ぐのが7人のホワイトソックスとインディアンス。一方、タイガースとパイレーツの2チームはノミネート選手が1人もいなかった。

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