メイ流出のツインズ ベテラン救援右腕・ソリアに興味

「5アイウィットネス・ニュース」のダレン・ウルフソンによると、ツインズはフリーエージェントの救援右腕、ホアキム・ソリアの獲得に興味を示しているようだ。ツインズは今季のブルペンからタイラー・クリッパード、マット・ウィスラー、トレバー・メイ、セルジオ・ロモなどがフリーエージェントとなり、メイはすでに2年1550万ドルでメッツとの契約が決定。これらの投手の穴を埋める必要がある。ウルフソンはツインズが「広い視野で」ブルペンの補強を検討していることを伝えている。

現在36歳のソリアは2018年12月に2年1500万ドルでアスレチックスと契約。移籍1年目の2019年はキャリアで2番目に多い71試合に登板したものの、防御率4.30とやや安定感を欠いたが、今季は22試合に登板して5年ぶりの防御率2点台(2.82)をマークした。

ルール5ドラフトをきっかけにメジャー定着を果たした選手の1人であり、2006年オフの同ドラフトでパドレスからロイヤルズへ移籍すると、翌2007年は62試合に登板して防御率2.48をマーク。シーズン途中からクローザーを任されてチーム最多の17セーブを挙げ、2008年(42セーブ・防御率1.60)と2010年(43セーブ・防御率1.78)にはオールスター・ゲーム選出を果たした。

2012年はマイナー時代に続いて2度目のトミー・ジョン手術を受け、シーズンを全休したが、2013年にレンジャーズでメジャー復帰。その後、全盛期ほどの活躍を見せることはなくなったものの、チームを転々としながら各チームのブルペンを支え、息の長い活躍を続けている。メジャー通算732試合に登板して防御率3.01を記録。通算223セーブは現役4位の数字となっている。

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