不正アクセス被害の「平和・原爆」HP 対策強化し再開

 長崎市は5日、不正アクセス被害に伴い4日に閉鎖した市ホームページ(HP)「平和・原爆総合ページ」について、セキュリティー対策を強化し再開したと発表した。実際に被害が確認されたHPのリンク先のサイト「長崎原爆の記憶」だけは引き続き閉鎖し、原因究明や対策を進めている。
 「長崎原爆の記憶」のうち、被爆者の証言を検索するページに、マルウエア(悪意のあるソフト)とみられるソフトのダウンロードへ誘導する英文が勝手に書き加えられていた。個人情報の流出を含め、ほかに被害は確認されていないという。

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