杉原千畝氏「命のビザ」発給から80年、早稲田大学がオンラインイベント開催

2020年12月9日、駐日リトアニア共和国大使館と早稲田大学はオンラインイベント「The Humanitarian Legacy and Lessons of Sugihara Chiune(邦題:杉原千畝による人道的偉業と教訓)」を開催する。

第二次世界大戦中にナチス・ドイツの迫害から逃れたユダヤ人を「命のビザ」で救った外交官 杉原千畝。杉原氏は1918年に早稲田大学高等師範部第一部英語科予科に入学。翌1919年に外務省の官費留学生に採用・日露協会学校に留学したため中退し、外交官となった。リトアニアのカウナス領事館に赴任していた当時、ナチス・ドイツの迫害によりポーランド等欧州各地から逃れてきた難民たちの窮状に同情し、外務省からの訓命に反して大量のビザ(通過査証)を発給、約6,000人の避難民を救ったことで知られている。

2020年はビザ発給から80年、生誕120周年。それを記念し駐日リトアニア共和国大使館、早稲田大学の共催でオンラインイベントを実施する(使用言語は英語)。日時は2020年12月9日(水)15~17時、YouTube Live で配信予定。定員は450名を予定しており、誰でも申込可。申込者に専用URLが送られる。

参考:

【早稲田大学】杉原千畝 「命のビザ」発給80周年・生誕120周年

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