献血ルームはまのまち リニューアル コロナ感染対策も配慮

リニューアルオープンした献血ルームはまのまちの待合室=長崎市

 長崎市浜町の「献血ルームはまのまち」が5日、リニューアルオープンした。緑や木のぬくもりが感じられる空間をコンセプトに内装を変更したほか、待合室の座席を増やし、間隔を設けるなど新型コロナウイルス対策にも配慮した。
 昨年度、同ルームが受け付けた献血実績は1万1388人。年齢別で見ると、40~69歳が全体の66.3%を占める7555人で、16~39歳の若年層は3割程度にとどまった。今年は2月以降、新型コロナの影響もあり、県内の400ミリリットル献血(赤血球)協力は5月を除き、計画を達成できていない状況が続いている。
 小寺健次出張所長は「医療機関への安定供給のために、特に協力者が減少している10~30代の献血をお願いしたい」と呼び掛けた。7~11日、14~25日のオープンイベント期間は、献血協力者に記念品を贈る。受付時間は午前10時~正午、午後1時~5時半(木曜定休)。

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