ルール5ドラフトで注目の10選手 MLB公式サイトが選出

今季はマイナーリーグのシーズンが開催されなかったため、メジャーでのプレー経験がないマイナーリーガーの評価が非常に難しい。この1年間でどれくらい成長したかを数字で計ることができないからだ。そんななか、今年もルール5ドラフトが開催される(日本時間12月11日午前2時スタート)。メジャーリーグ公式サイトのジョナサン・マヨは、今回のルール5ドラフトで注目すべき選手として10人をピックアップ。ここではその10選手を簡単に紹介する。

凡例
【1】ポジション
【2】現在の年齢
【3】プロ入り
【4】2019年シーズンにプレーした階級
【5】2019年シーズンのマイナーでの成績
【6】その他

オマー・エステベス(ドジャース)
【1】遊撃手/二塁手
【2】22歳
【3】2015年11月ドジャースと契約
【4】ルーキー級/AA級
【5】90試合 打率.292 6本塁打 39打点 2盗塁 OPS.782
【6】攻撃的な内野手。2018年はA+級で15本塁打、84打点を記録

ジョーダン・ゲレーロ(パドレス)
【1】救援右腕
【2】24歳
【3】2015年パドレス6巡目指名
【4】A+級/AA級
【5】36試合 2勝3敗5セーブ 防御率2.38 53.0投球回
【6】90マイル台後半に達する速球が武器。通算奪三振率9.48

カイル・ホルダー(ヤンキース)
【1】遊撃手
【2】26歳
【3】2015年ヤンキース1巡目(全体30位)指名
【4】AA級
【5】112試合 打率.265 9本塁打 40打点 7盗塁 OPS.742
【6】プロ入り時から守備力は高評価。好守のユーティリティ候補

マーシャル・カソウスキー(ドジャース)
【1】救援右腕
【2】25歳
【3】2017年ドジャース13巡目指名
【4】ルーキー級/AA級
【5】29試合 4勝3敗2セーブ 防御率2.27 31.2投球回
【6】大学時代の交通事故を克服。通算奪三振率14.80の剛腕

ブレンドン・リトル(カブス)
【1】先発左腕
【2】24歳
【3】2017年カブス1巡目(全体27位)指名
【4】ルーキー級/A級/A+級
【5】12試合 2勝2敗0セーブ 防御率3.58 55.1投球回
【6】96マイルの速球とカーブが武器。リリーフ転向で開花の可能性

ザック・ポップ(オリオールズ)
【1】救援右腕
【2】24歳
【3】2017年ドジャース7巡目指名
【4】AA級
【5】8試合 1勝0敗0セーブ 防御率0.84 10.2投球回
【6】2019年5月にトミー・ジョン手術。重いシンカーでゴロを量産

バディ・リード(アスレチックス)
【1】中堅手
【2】25歳
【3】2016年パドレス2巡目指名
【4】AA級
【5】121試合 打率.228 14本塁打 50打点 23盗塁 OPS.698
【6】打撃は不安定だが走塁と守備は優秀。控え外野手候補

ジョーダン・シェフィールド(ドジャース)
【1】救援右腕
【2】25歳
【3】2016年ドジャース1巡目(全体36位)指名
【4】A+級/AA級
【5】49試合 4勝5敗13セーブ 防御率3.27 55.0投球回
【6】リリーフ転向により急成長。2019年は奪三振率12.11を記録

アレックス・スピース(レンジャーズ)
【1】救援右腕
【2】22歳
【3】2016年レンジャーズ2巡目指名
【4】ルーキー級
【5】2試合 0勝0敗0セーブ 防御率0.00 1.0投球回
【6】2018年6月にトミー・ジョン手術。今夏102マイルを計測

ザック・ウォーレン(フィリーズ)
【1】救援左腕
【2】24歳
【3】2017年フィリーズ14巡目指名
【4】A+級
【5】40試合 1勝3敗7セーブ 防御率3.30 60.0投球回
【6】90マイル台中盤の速球とカーブが武器。通算奪三振率13.22

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