トライアウトで輝いた選手は? 楽天由規148キロ、ハム宮台は圧巻の3者連続三振

トライアウトに挑んだ宮台康平、由規、伊藤準規【写真:石川加奈子、高橋昌江、荒川祐史】

注目の新庄氏は第4打席で左前タイムリーを放つ

プロ野球の合同トライアウトが7日、一般非公開で行われ15年ぶりの現役復帰を目指す元日本ハム、阪神の新庄剛志氏ら57選手が参加した。ドラフト1位で入団した選手、1軍で実績を残した選手など様々だがアピールに成功した選手は誰だったのか?

楽天から戦力外となった由規投手は打者3人に対し1安打1死球。第1打席で対戦したフェルナンド(楽天)には右翼席へ一発を浴びたが直球は148キロをマーク。大本(ソフトバンク)からはキレのいいスライダーで見逃し三振を奪など結果を残した。

中日から戦力外となった伊藤準規投手も藤井(ヤクルト)、白崎(オリックス)、田上(元阪神)を宝刀フォークボールで3者連続空振り三振に仕留める快投。直球の最速は141キロだった。阪神から戦力外を受けた福永春吾投手も最速148キロの力強い直球とスプリットを軸に1安打1三振とアピールに成功した。

日本ハムから戦力外となり東大出身としても注目された宮台康平投手は最速144キロの直球とチェンジアップで堀内(ソフトバンク)、小山(巨人)、中村(楽天)を3者連続三振と圧巻の投球を見せた。

打者ではヤクルトの田代将太郎外野手が松田遼馬投手から右前打、DeNAの古村徹投手から左前打を放つなどアピールした。新庄氏は一、二塁のチャンスで迎えた第4打席で左前打を放ち3打数1安打1四球1打点だった。(Full-Count編集部)

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