SDGs時代のソーシャルリーダーシップ研修プログラム ~社会課題のリアルに飛び込む~

2020年11月30日
報道関係者各位

SDGs時代のソーシャルリーダーシップ研修プログラム ~社会課題のリアルに飛び込む~

公益社団法人日本フィランソロピー協会 (東京都千代田区/会長 : 浅野史郎、理事長 : 髙橋陽子) は、
「SDGs時代のソーシャルリーダーシップ研修プログラム~社会課題の真実に飛び込む~」を開催します。
SDGs実現に向け「アウトサイド・イン」アプローチに関心が集まっていますが、現場の最前線に立つ方々の
視点から社会課題に触れ、課題の本質に迫る5回シリーズです。

■開催趣旨■
社会課題解決や課題の深刻化を未然に防ぐためには、行政や専門家だけでなく、企業や地域住民など一般の多様な人たちが関心を持つことが大切です。特に、日常生活では接点を持ちにくい「人」にフォーカスし、社会課題のリアルを知ることを通じて、自分自身の関わり方を考えます。
※社会課題を解決するために、地域の一員として何ができるか、学び、自らに問い続ける姿勢を
持ち、周囲に働きかけ、諦めずに伴走し続けることを「ソーシャルリーダーシップ」と定義しています。

【日時】 2021年1月30日、2月6日、13日、20日、3月13日
※全日程とも土曜日の朝10時~12時 開催
【会場】 「Zoom」によるオンライン開催
【詳細】 https://www.philanthropy.or.jp/jka/20210130/
【内容】(詳細別紙)
・社会課題のケーススタディ
・ワークショップ
・オプション(当事者へのインタビュー、ボランティア体験など)
【参加費】 5,000円
【申込方法】 当協会ホームページの専用フォームよりお申込ください

【公益社団法人日本フィランソロピー協会について】
1963 年設立、 1991 年よりフィランソロピーの推進事業を開始。 2009 年に公益社団法人としての認定を受ける。企業の CSR ・ 社会貢献担当者を対象とした定例セミナーや機関誌 『フィランソロピー』 の出版などの各種事業を通じて、民間の果たす公益の主体となる企業や個人の社会参加意識を高め、 公正で活力ある心豊かな社会の実現を目指す。
会員企業は 129社 (2020年 12 月 25 日現在 ) 。 ホームページ : https://www.philanthropy.or.jp/

本件に関する問い合わせ先
公益社団法人日本フィランソロピー協会 企業フィランソロピー大賞事務局 担当:宮本栄(みやもと・さかえ)
〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1新大手町ビル244
TEL 03-5205-7580 FAX 03-5205-7585 Email jpa-info@philanthropy.or.jp

別 紙
プログラム

DAY1】2021130日(土)10001200
<ケーススタディ>「多様性を強みにするために~外国ルーツの子ども支援のリアル」
講師:海老原 周子 さん 一般社団法人 kuriya 代表
ペルー、イギリス、日本で多様な文化に囲まれて育つ。大学卒業後、国際交流基金や国際機関で勤務。2009年より「アートを通じて多様な人々をつなぐ」をテーマに、16歳から26歳くらいまでの移民や日本の子ども・若者を対象としたアートワークショップを実施。2019年より文部科学省外国人児童生徒教育アドバイザーを務める。

DAY2】202126日(土)10001200
<ケーススタディ>「引きこもり・非行からの再出発のために~若者支援のリアル」
講師:井村 良英さん 特定非営利活動法人育て上げネット
若年支援事業マネージャー/キャリアコンサルタント
若者支援歴20年以上(不登校/中退/非行少年/ひきこもり等)。2003年、国策(若者自立挑戦プラン)として若者支援が始まる以前から、社会的排除状態にある若者たちの自立支援に関わり続け、自治体の若者支援施策に関するコンサルテーションを行なう。困難を抱える若者自身と取り巻く環境の両方に変化をもたらすため、日々奔走している。

DAY3】2021213日(土)10001200
<ケーススタディ>「子どもの『貧・困』“点”から“面”へのアプローチ~子ども支援のリアル」
講師:西川 日奈子 さん 特定非営利活動法人 西淀川子どもセンター
保護司をしていた際、虐待防止活動を通じて、子どもの相談相手や居場所など地域での支援活動の必要性と重要性を感じ2007年に西淀川子どもセンターを設立。「子ども相談室」やサポーター活動など、「子どもと同じ目線」でいることを大切に、居場所のない子どもたちに、学び直しや出会い直しの場を提供している。

DAY4】2021220日(土)10001200
<ケーススタディ>仕事づくりと暮らしづくりのモデル創出~生活困窮者支援のリアル
講師:川口 加奈 さん 特定非営利活動法人 Homedoor 代表
14歳でホームレス問題に出会い、ホームレス襲撃事件の根絶をめざし、炊出しや100人ワークショップなどの活動を開始。19歳でHomedoorを設立。「ホームレス状態を生み出さない日本の社会構造をつくる」をヴィジョンに掲げ、2011年から大阪で始まったシェアサイクル事業「HUBchari」は、放置自転車問題とホームレス問題を解決する新しいビジネスモデルとして注目される。
講師:江田 初穂 さん 特定非営利活動法人 抱樸(ほうぼく)
2006年、前職の公務員時代に北九州で行なわれていたホームレス支援の炊き出し活動に参加。以後継続的にボランティアに参加するようになり、2009年北九州ホームレス支援機構(現在の抱樸)に転職。管理部門担当者としてファンドレイジングや広報、渉外関係等を担当。企業やNPOと連携し「ホーム:社会的孤立」と「ハウス:経済的困窮」の両面から当事者を支える支援付き住宅の仕組みを全国の団体と展開する活動の裏方を担う。

DAY5】2021313日(土)10001200
<まとめとワークショップ>
ゲスト:山﨑 直子 さん 合同会社NOKs Labo 代表
外資系金融機関で、プライベートバンカーとして超富裕層の資産管理を行なうほか、年間400時間以上のボランティア活動が認められ、社内の賞を受賞。2017年、一人ひとりに寄り添う力を磨くべく、コーチングを学び、現在は、ウェルスマネージャー、コーチとして活動とライフワークとして厳しい環境にあって「孤独感」を抱えている若者たちに寄り添い、未来を切り拓くサポートも継続。

【オプション】2021227日(土)および36日(土)
当事者やボランティアへのインタビュー、ボランティア活動の体験などを予定しています。

以上