F1第16戦サクヒールGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

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 2020年F1第16戦サクヒールGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ランド・ノリス(マクラーレン)だ。

■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝= 10位

2020年F1第16戦サクヒールGP ランド・ノリス(マクラーレン)

 タフなレースだった。1周目はとてもうまく行って、最初のいくつかのコーナーを通過した時点で、もう10番手まで上がっていた。それは良かったんだけど、それからあとは本当に厳しかった。ペースがそれほど良くなかったから、もうその位置を守るだけで精一杯だったんだ。

 それでも1ポイントを獲れたのだから悪くはないとはいえ、これ以上は無理だった。本当にタフだったし、次のレースに向けて改善すべきところがいくつかある。ただ、グリッド後方からのスタートだったことを考えれば、いいリカバリーではあったね。

■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
ジョージ・ラッセル 決勝=9位

2020年F1第16戦サクヒールGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)

 今の気持ちは複雑すぎて、どう言葉にすればいいのかまるで分からない。今週末の自分たちの仕事を誇りに思っているのは確かだ。このチームのメンバーは素晴らしい人たちで、僕が予選と決勝に向けてきちんと準備を整えられるよう、懸命に手助けをしてくれた。

 でも今日の結果には本当にがっかりしている。目前にしていた勝利が奪われるという出来事は今までも経験したことがある。でも今日はそれが2回起こった。そんなことが起きるなんて、まだ信じられない。

 スタートの後、すべてをしっかりコントロールし、レースを管理し、タイヤを労わり、バルテリとのギャップを保って走っていた。そしたらピットストップで混乱が起きた。通信上の問題があったようだ。それによってポジションを落とした。でも、何もなければ、そこから勝つことができたと思う。ところが異常を感じるようになってきた。パンクだとは思いたくなかった。そのまま最後まで走り続けたかった。でもそれは無理だったんだ。

 今は本当にがっかりしている。でも、自分たちが成し遂げたことが誇らしいし、今週末、このマシンに乗る機会をもらえたことがとてもうれしい。

 チェコ(セルジオ・ペレス)、優勝おめでとう。彼はベテランで、素晴らしいドライバーだ。キャリアに勝利が飾られるのにふさわしいドライバーだよ。

■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=8位

2020年F1第16戦サクヒールGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)

 最悪の一日だった。スタートはうまくいかず、ホイールスピンをして、スムーズな発進ができなかった。ジョージはいいスタートを決めて、レースをコントロールしていた。僕の方は、セカンドスティントの序盤は好調で、いいペースで走ることができ、ジョージとのギャップを縮め始めていた。セーフティカーが出動しなければ、僕らはレース終盤にいいバトルをしていただろう。

 セーフティカー出動時にピットインした際、タイヤに混乱が生じ、ああいうことが起きた。まだ詳しいことは分からないんだが、とにかく僕はそれまで履いていたのと同じ古いハードタイヤセットを装着してピットアウトした。もちろん理想的な状況じゃない。ポジションを落とした上に、タイヤも古いんだからね。古いタイヤを装着していたためにリスタートで苦労し、さらにポジションを落とした。

 こういうことを後になってから批判するのは簡単なことだ。でも僕らチームは一心同体なのだし、いつもは彼らはこういう状況で確実な仕事をしてくれる。チーム内で調査し、ここから学習しよう。

 ジョージは今日、素晴らしい仕事をしたのにものすごく不運だったね。ああいうことがなければ、彼は勝っていたかもしれない。

 僕らチームにとって困難な一日だった。数日後のレースに向けて気持ちを切り替え、シーズンをいい形で締めくくるために全力を尽くすつもりだ。

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ダニール・クビアト 決勝=7位

2020年F1第16戦サクヒールGP ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)

 とてもいい週末だった。もっといい結果を望んではいた。でもセーフティカーが出動した時、「タイミングがよくないな」と思ったんだ。とはいえ7位は悪くない結果だよ。

 今日、僕らチームはすべてをうまくこなした。僕は昨日の予選で完璧に走ったし、今日のレースもほとんど完璧な走りをした。自分のパフォーマンスにとても満足している。

 とてもうまく戦えたレースだった。僕にとっては今シーズンベストの週末だったと思う。ペースがよかったし、中団トップに近づいた。一時、カルロス(・サインツJr.)、僕、(ダニエル・)リカルドがコンマ数秒差で走ったが、あれはぎりぎりの戦いで面白かったね。

 価値のあるポイントを持ち帰ることができて最高にうれしいよ。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 決勝=6位

2020年F1第16戦サクヒールGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

 まとまりのない、おかしなレースだった。全体の展開は把握していないのだが、12番グリッドから6位という結果は悪くはないと思う。ただ今日はもっと上を目指していた。

 ストレートで遅いことは予想していたけれど、DRSを使える時にもなんとか他のマシンについていくだけで、とにかくオーバーテイクが難しかった。成功させるにはターン1で思い切って飛び込むしか道はなかったんだ。

 僕らのダウンフォース設定ではレースで戦うのがかなり難しかった。セクター2では速かったが、あそこはオーバーテイクは無理な場所だからね。

 数日後はアブダビGPだ。気持ちを切り替えて次に100パーセント集中していこう。