「あなたの離島改革物語」 住みたい離島に 大学生が改革案

教育、医療の仕事増やす 町内の島の定期船 無料

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住みたくなる島について考え、政策を発表する学生=長崎市千歳町、北公民館

 大学生が架空の離島の30年後を思い描きながら住みたくなる政策を考えて発表するイベント「長崎の大学生が考える!あなたの離島改革物語」が6日、長崎市北公民館であり、県内3大学から14人が参加した。

 県内の学生らでつくるNPO法人ドットジェイピー長崎エリア主催。学生は5チームに分かれ、提示された人口や産業などの環境が異なる島について、活性化するためのビジョンや具体的な政策をまとめ、3分の持ち時間で発表した。
 投票で2チームが最優秀賞に輝いた。このうち一チームは鉱業が盛んな人口5千人の島について「結婚率100%の島」をキャッチコピーに掲げ、独身の移住者に100万円を給付し、教育、医療、ブライダルなどの仕事を増やすなどの政策を提言。長崎大工学部2年の松本敬之さん(20)は「ユニークさやインパクトにこだわった」と話した。
 もう1チームは、小さな五つの島で構成する人口約3千人の町について、観光や農業、ありのままの自然、住居が密集などと、各島ごとに機能を分散させ、島を結ぶ定期船は無料とする政策を打ち出した。県立大地域創造学部2年の船戸太郎さん(20)は「刺激があって住んでみたい島をみんなで考えた」と話した。