ワインボトル200本でクリスマスツリー 箱根のホテル

200本のボトルで彩られたクリスマスツリー=箱根町宮ノ下の富士屋ホテル

 クリスマスシーズンの到来を受け、神奈川県箱根町宮ノ下のクラシックホテル「富士屋ホテル」に、ワインボトル200本を使ったクリスマスツリーが登場した。展示は25日まで。

 同ホテルのレストラン「ザ・フジヤ」の入り口に設置されたツリーがライトアップされると、淡く柔らかな光が輝く。使われている空ボトルは同レストランで提供されたもので、「もみの木」をイメージし、緑色のボトルを中心に配置した。ホテル従業員の手作りで、高さは約2.3メートルという。

 ワインボトルのツリーは、「普段はそのまま処分してしまうボトルを活用し、利用客に楽しんでもらえないか」とのレストランスタッフの発案で、2017年のクリスマスシーズンに初めて実施。耐震補強を含むホテルのリニューアルを終え、初のクリスマスシーズンを迎えた今年も行うことにした。

 同ホテルは「訪れたお客さまにとって、クリスマスを感じる幸せなひとときになれば」としている。

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