冬に訪れるなら要チェック!日本全国雪まつり10選(2021年版)【北海道・新潟・青森・秋田・岩手・栃木】

冬に日本に行くなら、雪まつりへ行ってみよう

日本は地域により、同じ季節でも北と南では随分と気温が違ってきます。雪が降るところと降らないところがあるので、雪が見たい方、雪が苦手な方は、事前に調べておくのがよいでしょう。

雪が見たい方にオススメなのが雪まつり。毎年雪が降る地域で開催される、雪にちなんだイベント。2月上旬から2,3日間の開催が多いです。

一番早く雪を見ることができる北海道を筆頭に、各地の雪まつりの情報と平均的な降雪時期を合わせてご紹介していきます。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、変更になる可能性もあります。訪れる前に各イベントの公式HPを確認しましょう。

1.北海道「2021 さっぽろ雪まつり」

北海道は、10月の終わり頃から11月のはじめにかけて雪が降り始めます。

日本では一番北にあり、雪の降り始めも一番早い地域。そんな北海道の道庁所在地である札幌では、全国的にも人気のある、さっぽろ雪まつりという日本最大級の雪まつりが毎年2月に開催されます。

開催場所は大通公園をはじめとする、札幌市内の会場です。

この迫力満点の建物もすべて氷や雪で作られているのがポイント。バラエティに富んだ雪像氷像をひと目見ようと、全国各地から観光客が訪れます。

氷の世界を楽しむだけでなく、他にも飲食ブースや休憩所などもあるので家族連れでも安心して参加することができますよ。

2021年の情報

開催予定日:2021年2月4日〜2月11日(大通・すすきの会場)、2021年1月31日~2月11日(つどーむ会場)

※「2021さっぽろ雪まつり」は大雪像の展示をせず、規模を縮小しての開催が予定されています。

詳細は公式HPをご覧ください。

2.北海道「旭川冬まつり」

同じく北海道の旭川市で毎年開催される旭川雪まつり。旭川は札幌よりもやや北に位置しており、降雪時期も札幌より若干早いです。

旭川と言えば、旭山動物園が有名で観光地としても人気のスポットですが、そんな旭川で開催される雪まつりの名物は、ギネスにも認定されるほどの巨大な雪像! 冬の間の雪まつりだからこそ見ることのできる絶景です。

こちらは沖縄県にある世界遺産首里城をイメージした氷像。このように、毎年趣向を凝らした雪像が作られます。

各雪像は、約1ヶ月ほどの製作期間を経てお披露目されるのだそうです。また、氷彫刻世界大会も同時期に開催しており、夜になるとライトアップされてロマンチックな雰囲気に変わります。

2021年の情報

開催予定日:2021年2月3日~2月7日

3.青森県「弘前城雪燈籠(ひろさきじょうゆきとうろう)まつり」

東北地方最北部にある青森県の雪が降りはじめるのは、大体11月のはじめ頃。

冬になれば雪が降り積もり、白銀の世界に変わります。青森県で開催される弘前城雪灯籠まつりは、国指定史跡にもなっている弘前城がある弘前公園で毎年開催されます。

イベント名にもなっている灯籠とは、現在で言う街灯のこと。

弘前城雪灯籠まつりは、寒く長い雪国の冬を盛り上げようと市民の手作りで灯籠が作られ、1977年から行われているそうです! こんな温かなイベントを楽しめるのも、開催期間の数日間だけなので要チェックです。

また弘前公園近くには、有形文化財を活用したスターバックスもあります。観光のあとに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

2021年の情報

開催予定日:2021年2月10日~2月14日(予定)

4.青森県「あおもり雪灯(ゆきあか)りまつり」

あおもり雪灯りまつり」は、市民の方が1週間かけ、雪灯籠とキャンドルを手作りして開催するお祭りです。JR青森駅から徒歩1分の好立地「ねぶたの家ワ・ラッセ西の広場」で行われます。

キャンドルの灯りにこだわった、幻想的な空間が見どころ。また、イベント期間中はキャンドルホルダーに願い事を描いて飾る「WISHキャンドル」体験もあります。

願い事を描いて、自分だけのキャンドルホルダーを作成してみてはいかがでしょうか。

2021年の情報

開催予定日:2021年1月29〜1月31日(予定)

5.岩手県「いわて雪まつり」

2017年に第50回を迎えたいわて雪まつり

2018年にメイン会場を岩手高原スノーパークに移し、計7か所の会場でさまざまなイベントが行われました。毎年作られるバラエティ豊かな大雪像はメイン会場で見ることができますよ。

いわて雪まつりでは、少し変わった体験をすることができます。なんと、かまくら(※1)の中で羊肉を焼いたジンギスカンという、北海道や東北地方の郷土料理をいただけるのです!! ジンギスカンは小岩井農場の会場で堪能することができます。

網張温泉スキー場では雪見風呂、雫石スキー場ではそり遊び、雪原クルーズなどが楽しめるほか、盛岡手作り村では雪見酒、物産、工芸を購入したり、たきざわ自然情報センターではスノーシュートレッキング、雪体験をすることができます。

情報は公式HPで随時更新されていくそうなので、訪れる前に1度ご確認ください。

2021年の情報

開催予定日:2021年2月初旬(予定)

6.秋田県「横手雪まつり」

例年、11月上旬に初雪を迎える秋田県。横田市では毎年1月から2月にかけて「横手雪まつり」を開催しています。

横手雪まつりでは、かまくらの中に入ることができるだけでなく、「ぼんでん」と呼ばれる神祭用具を奉納する行事も見ることができます。

詳細は「美しい日本の雪景色と勇ましい奉納行事を堪能できる「横手雪まつり」」をご覧ください。

2021年の情報

開催予定日:2021年2月15日〜2月17日

※2021年の「横手雪まつり」は観光用のかまくらを設置をせず、規模を縮小しての開催が予定されています。

そのほかの行事の開催日については「美しい日本の雪景色と勇ましい奉納行事を堪能できる「横手雪まつり」」をご覧ください。

7.秋田県「犬っこまつり」

犬っこまつりは、約400年続いているといわれる秋田県湯沢地方のお祭り。メイン会場は、米の粉で作った子犬を盗難よけとして、家々の前に飾ったことが始まりとされています。

JR湯沢駅から徒歩約20分の湯沢市総合体育館周辺。花火やプロジェクションマッピングなどのイベント、巨大な犬の雪像だけでなく、愛犬の健康と幸せを願う「愛犬祈願」行事であることもこのイベントの特徴です。

各所から愛犬とともに人が訪れます。犬好きの方にはたまらないイベントですね。

2021年の情報

開催予定日:2020年2月13日、14日(予定)

※2021年の「犬っこ祭り」は規模を縮小しての開催が予定されています。

8.山形県・やまがた雪フェスティバル

2015年から始まった「やまがた雪フェスティバル」は、見どころがたっぷり詰まったイベント。JR寒河江(さがえ)駅から車で10分の「最上川ふるさと総合公園」で行われます。

シンボルとなる巨大な雪像、イルミネーションや花火など夜はロマンチックな雰囲気が味わえますよ。

また、山形県内のグルメが楽しめる屋台や、雪国の生活文化が体験できるイベントもあります。ミニ雪像作りもできるので、昼間に訪れても十分楽しめるでしょう。

2021年の情報

開催予定日:2021年1月30日、31日(予定)

※参加するためには公式HPの応募フォーム(日本語)からの事前応募が必要です。締め切りは2020年12月25日です。

9.新潟県「十日町雪まつり」

「雪を友とし、雪を楽しむ」というコンセプトで毎年賑わいを見せている新潟県の十日町雪まつり

日本三大雪まつり(残り2つは北海道のさっぽろ雪まつり・新潟県の南魚沼市雪まつり)のひとつとしても知られています。

雪で作られた作品の展示をする雪の芸術作品、雪の巨大ステージでライブやショーなどが行われる雪上カーニバル、そして、屋台や滑り台などお子様も楽しめるおまつりひろばと見どころ満点の雪まつりイベントです。

おまつりひろばは市街地など約30か所で開かれています。詳細は公式HPをご覧ください。

2021年の情報

開催予定日:2021年2月中旬(予定)

10.栃木「湯西川温泉かまくら祭」

栃木県にある湯西川温泉は人気の観光地である日光市にあり、11月中旬頃に雪が降り始めます。紅葉も美しく、秋から冬への移ろいの変化を見るにはうってつけの地域。

そんな日光の冬ならではのイベントと言えばかまくら祭そのロマンチックな景色は、日本夜景遺産にも登録されており、冬のデートスポットとしても人気があります。

かまくら祭は、その名の通りかまくらをメインとした冬のイベントで、日中はソリ遊びやバーベキューなどを堪能することができます。

夜になると、ローソクの火が灯されたミニかまくらが会場全体を彩り、とても素敵な夜景が目の前に広がります。温泉街である日光で、ロマンチックな思い出を残しましょう。

2021年の情報

開催予定日:2021年1月30日~2月28日

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