「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」受賞サポーターの決定について

目標の「1週間、レジ袋をつかわない人」は、3割から7割に増加

令和2年12月9日(水)

「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」受賞サポーターの決定について 目標の「1週間、レジ袋をつかわない人」は、3割から7割に増加

レジ袋有料化に伴いマイバッグ持参を呼びかける、環境省「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」キャンペーンでは、「1週間、レジ袋をつかわない人6割達成」を目指して、特に貢献いただいた15のサポーター企業・自治体・団体の表彰と、キャンペーン目標を達成したことを発表しましたので、お知らせいたします。

環境省は、本年7月1日からのレジ袋有料化をきっかけに、プラスチックごみ問題について考えていただき、日々の買い物でマイバッグを持参して、“レジ袋はいりません”、“レジ袋は結構です”と辞退することが当たり前になる、そういった一人一人のライフスタイルの変革を目指すキャンペーン「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」を6月25日から展開してきました。

キャンペーン目標を「2020年3月時点で、レジ袋を1週間つかわない人が約3割だったのを、12月で6割にすること」とし、環境省プラごみゼロアンバサダー(西川きよし師匠、さかなクン、トラウデン直美さん)にPR活動を担っていただいたり、共に消費者に呼びかけていただくサポーター企業・自治体・団体を募集してきました。今回、キャンペーンの集大成として、独自の取組や広報ツールによるPR活動をとおして、キャンペーンの普及啓発に貢献いただいた100を超えるサポーターの中から、特に顕著な取組を行っていただいた15サポーターを発表・表彰する「『みんなで減らそう レジ袋チャレンジ』優秀サポーター表彰式」を開催いたしました。

そしてキャンペーン総括では、レジ袋を1週間つかわない人が71.9%と目標達成したことを発表致しました。

「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ」 優秀サポーター 表彰式

日経ホールで行われ、無料オンライン公開された表彰式では、企業部門、自治体・団体部門、普及啓発部門、独自性部門別に最優秀賞と優秀賞、そして特別賞の受賞者を発表し、浅利審査員長(京都大学大学院 准教授)から講評を頂きました。当日は、最優秀賞を受賞した4サポーターの代表者が表彰状を受け取り、その後、小泉環境大臣が受賞者に対し祝辞を述べた後、多方面でのレジ袋削減の取組に感謝の意を表すとともに、レジ袋チャレンジの浸透・定着に向け、引き続き皆さまの創意工夫に期待することや、身の回りの使い捨てプラスチックの資源循環にも取組を広げていただきたい旨を述べました。

左写真/大臣からの祝辞 右写真/浅利審査員長からのご講評

(集合写真に写っている受賞サポーター前列左から)

最優秀賞(企業部門/イオン株式会社、独自性部門/徳島県&「レジ袋サクゲン作戦」、普及啓発部門/ふじのくにCOOLチャレンジ実行委員会、自治体・団体部門/富山県&とやまエコ・ストア連絡協議会、関係者一同)

環境省プラごみゼロアンバサダーの西川きよし師匠、さかなクン、トラウデン直美さんから、祝辞と、キャンペーン発足式で書いた意気込みについても、それぞれ実践したことがビデオメッセージで届けられました。

『西川きよし師匠のチャレンジは・・・今こそ 小さなことからコツコツと』

最近ではマイバッグもたくさんの種類があり、身近にエコを取り入れやすくなりましたね。これからも小さなことからコツコツと環境問題のことを考えて行動していきましょう。

主なPR活動:環境省x吉本興業「レジ袋いりません選手権」動画。印刷して遊びながらエコ活動を学ぶことができる「エコ芸人すごろく(仮称)」近日公開予定。

『さかなクンのチャレンジは・・・お外に出かけるときはマイバッグ』

マイバッグを持ってこのチャレンジにギョ一緒できてとっても嬉しく思っております。これからもずっとずっと続けていきます。そうすればお魚さんたち、そして自然界の生き物たちも住みやすい美しい自然を守ることができると思います。

主なPR活動:学研キッズネットの夏フェスで行った「さかなクンとエコチャレンジ!ギョうてんマイバッグをつくろう」。

「トラウデン直美さんのチャレンジは・・・誰かと3○○チャレンジ!」

東京ガールズコレクションでTシャツからリメイクしたエコバックを使ったステージを歩かせていただき、とても素晴らしい活動だなと感じました。私は今のところ、3カ月レジ袋を使っておりません。1人の100歩よりも百人の1歩が環境問題にはとても重要だと思うので、みなさんコツコツ一緒に頑張っていきましょう。

主なPR活動:東京ガールズコレクション2020 A/Wで行ったTシャツエコバッグのファッションショー「Play! “NEO”BAG STAGE」に出演。

「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ」 受賞サポーター 一覧

●審査員長

浅利 美鈴 氏 (京都大学大学院地球環境学堂 准教授)

●審査員

山崎 亮 氏 (studio-L代表)

田中 太郎 氏 (日経ESG経営フォーラム/日経ESG編集長)

平尾 禎秀 氏 (環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室長)

●全サポーター登録数:105団体(12月8日現在)

●受賞サポーター数:最優秀賞4サポーター、特別賞1サポーター、優秀賞10サポーター

キャンペーン目標に対する調査結果

■実施時期:令和2年11月26日(木)~ 11月29日(日)

■調査手法:インターネット調査

■調査対象:全国の15歳〜79歳の男女2,100人

■調査の結果は、公式ホームページに掲載しています。

Q.あなたは、最近1週間以内に買物をした店舗でレジ袋をもらいましたか。

(有料でレジ袋を購入した場合も含む)

今 回 15~79歳の男女2,100人を対象に調査を行った所、レジ袋を1週間もらっていない人は、目標を遥かに超える71.9%という結果になりました。同質問の回答に対する、各年代別の結果も、全世代で辞退率が向上していました。

(参考) レジ袋有料化が始まってから、約8割の人がプラスチックごみ問題に関心あり。

<お知らせ>

尚、「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ」キャンペーン活動は、12月末まで開催しております。その後も、公式ホームページは公開していますので、引き続き様々な取組を参考にしながら、次のプラスチック資源循環の活動に役立てていただきたく思います。