ネット不当広告、AI監視

「コロナ予防」表示に狙い

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 「新型コロナウイルス感染を予防する」とインターネットで根拠なく宣伝する商品が増えているとして、消費者庁は2021年度から、人工知能(AI)の技術を活用した不当表示の監視の実証実験を始める。これまでは職員が手作業で検索して発見していた。AIを活用し、商品の画像からでも悪質な表示を効率よく発見できるか検証する狙い。

 同庁の担当者は「『コロナに効く』『免疫力を高める』といった表示を裏付ける検査機関は現在存在しない。つまり根拠がない」と指摘。実験ではAIを使い、こうした表示を見つけ次第、広告主に注意喚起する。効果が実証されれば積極的に取り締まりに活用する。