2020年12月9日(水)、ついに発売されたトヨタ 新型MIRAI(ミライ)。先代からサイズアップし、そのシンプルな線構成と上品な面で構成されたスタイルは、正式発表直後から大きな注目を集めている。そんなほぼ完成されていると言っても良い新型ミライのスタイルに、さらなる高級感とスポーティ感を付与するエアロパーツが、モデリスタから新型ミライの発売と同時にリリースされた。決してベースモデルの雰囲気を崩さない技ありなモデリスタパーツを、写真と共に見ていこう。
デザイン性と機能性を両立するモデリスタパーツ
トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、新型MIRAI(ミライ)の発売に伴い、モデリスタブランドのカスタマイズパーツをラインナップし、2020年12月9日(水)より全国のトヨタ車両販売店を通じて販売を開始した。
基礎空力を検討し形状を最適化
FCV(燃料電池自動車)向けとして初めての設定されるエアロパーツは、モデリスタならではのデザインである流麗かつラグジュアリーなスタイリングをプラス。さらに、ベース車が持つ環境・先進技術の性能を損なわないよう、CFD(数値流体力学)解析による基礎空力検討によるエアロパーツ形状の最適化を行い、デザイン性と機能性の両立を実現した。
メッキを効果的に使用したモデリスタパーツ
フロントスポイラー
新型ミライのフロントバンパー下部には、左右につながったメッキ処理が施され、高級感と未来感を演出している。その点、モデリスタのフロントスポイラーは、センター部を外板色と同色にすることで視覚的な重心点を下げ、よりワイド感を強調。また、コーナー部のメッキ加飾は、もともとの加飾を拡大し、面積を増やすことで豪華さを演出している。
サイドスカート
サイドスカートは、ベースモデルにはないメッキ加飾を追加。リアにいくにしたがって収束させるさせることで、シャープで流れるような印象を付与。一方、ブラックアウト処理も施すことで、リアホイールアーチに向かってリアスカートの広がりを強調し、リアタイヤの力強さを表現する。
リアスパッツ&リアバンパーガーニッシュ
フロントからサイド、そしてリアへと繋がる一連のメッキ加飾を施されたリアスパッツは、トランクリッドからのプレスラインを繋げ、スポーティ感とワイド感を演出。さらに、ボディ同色のリアバンパーガーニッシュを追加することで視覚的な重心点を下げ、安定感のあるリアビューに仕上げる。このリアバンパーガーニッシュの有り無しによって、スポーティとエレガント、二つの表情から選ぶことが可能だ。
IR(赤外線)カットフィルム
そして、見た目だけではなく機能性にもこだわっているモデリスタパーツらしいポイントが、IR(赤外線)カットフィルムだ。赤外線を効果的にカットすることで、直射日光による肌へのジリジリ感を緩和。車内の温度上昇を抑えることができるため、エアコンの効果を向上させる。エアコンの使用は、電費に大きく関わる部分であり、環境性能にこだわるならばぜひ導入を検討したいパーツだ。
そのほか、ドアミラーガーニッシュやドアハンドルガーニッシュは、メッキ加飾をプラスすることで高級感を演出する。
トヨタ 新型MIRAI(ミライ)モデリスタパーツの価格
■フロントスポイラー:7万1500円(塗装済み)/6万9300円(素地)
■サイドスカート:9万3500円(塗装済み)/8万5000円(素地)
■リヤスパッツ&バンパーガーニッシュ:8万2500円(塗装済み)/7万9200円(素地)
■リヤスパッツ:6万6000円(塗装済み)/6万2700円(素地)
■ミラーガーニッシュ(メッキ):1万9800円
■ドアハンドルガーニッシュ(メッキ):1万5400円
■IRカットフィルム:1万6500円
※別途取付け工賃(素地は塗装代)が必要
※価格はいずれも消費税込み