A.L.I.とSBSHD、物流ドローン定期便本格運用を見据えた実証実験公開

ダミー荷物を積むA.L.I.製スタンダード機「A.L.I.Number-One」(ハードウェアは今後、ドローンを専門とするパートナー企業への製造委託によって品質管理を担保する)

株式会社A.L.I. Technologies(以下:A.L.I.)と物流事業におけるドローンの利活用を検討しているSBSホールディングス株式会社(以下:SBSHD)は、SBSHDの子会社、SBSロジコム株式会社横浜幸浦支店にて、物流ドローンの実証実験を公開した。

飛行の様子

同実証実験は、UAV(ドローンを含む無人航空機)物流において電波干渉を受けることなく、安全な飛行ができる機体とソフトウェアシステムの証明を目的としたもの。SBSロジコム「iGOQ(イゴーク)」チームの協力の下、複雑な電波環境と海風の強い中ではあったが、約100mを5往復し実験が完了した。これまでは、山間部や森林など自然環境の中で試験を行ってきたが、今回の試験を通して複雑な電波環境下でも安全に自律飛行ができることを実証した。

■実験要領
  • 横浜市の複雑な電波環境の下、約2kgのダミー荷物を搭載したA.L.I.のスタンダード機「A.L.I.Number-One」を用いた自動での配送飛行
  • ボタン一つでの自律飛行

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