代役で主演をつとめるジャニーズJr.・原嘉孝の実力

今月5日から東京・明治座でジャニーズJr.の原嘉孝が主演を務める舞台「両国花錦闘士(りょうごくおしゃれりきし)」が上演されている。

主演だった伊藤健太郎が道路交通法違反の疑いで逮捕され、降板になったため、急きょほかの役をつとめる予定だった原に代役のオファーがあり原はそれを受け、無事上演されることになった。

「明治座から始まり、大阪・新歌舞伎座、福岡・博多座と2カ月間続くロングラン公演とあって、上演できないとなると一大事。各劇場にとって原は“救世主”となった」(演劇担当記者)

神奈川県出身の原は2010年10月にジャニーズ事務所に入所。2016年11月のイベントで、ジャニーズJr.内グループ・宇宙Sixへの加入が発表された。

19年8月、舞台「THE BANK ROBBERY!~ダイヤモンド強奪大作戦~」で舞台初単独主演をつとめたが、 舞台経験は豊富だ。

「CDデビューのチャンスはついに回ってこなかったが、そのあたりの舞台俳優たちよりも数多く公演をこなしている。多くの舞台に出演経験がある原は、いつも印象に残る演技で存在感を示し、将来有望な若手の実力派。周りからは『若いけどしっかりしている』と評価され、勤勉さ、まじめさがあるからこそ演技力がどんどん向上している」(芸能記者)

そんな原とは対称的なメンバーの不祥事が発覚し、今年10月4日、宇宙Sixの解散に伴いソロ活動に専念することが発表されたが、ソロになっていきなり大チャンスが飛び込んで来たのだ。

「もし、伊藤が出ていても、原の演技力ならば伊藤がかすんでしまったかもしれない。そのぐらい、演技力には定評がある」(同)

ソロになってさらに飛躍してほしいものだ。

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