広大な霞ヶ浦。関東のバス釣りと言えばまず第一にその名が上がる、面積的にもビッグなエリアだが、どこもかしこも釣れ釣れなバス釣り天国…とは言いがたい。そんなカスミを攻略するエリア&ルアー情報をバス釣り界の極悪コンビ・センドウ兄弟が大公開。バス街ック天国ポイント&ルアー編、開幕です。
案内はバス釣り界の極悪コンビ、センドウ兄弟!
【Profile】
アニキ(センドウ・アキラ)
業界一の男気をもった良識派(当社比、笑)であり、究極のハイスペックロッドを追求するオリジナルブランド・セディションを展開するロッドクレイジー。好きなタイプ、頑張ってる人。欲しい物、信頼。怖い物、孤独死(笑)。
【Profile】
ニンジャ(センドウ・タカシ)
何を思ったか、2021年度の琵琶湖艇王選考会にエントリーするという、身の程知らずな中年オヤジ。この結果はすでに公になっておりますが、まあ、期待はできないでしょうね…(笑)。
センドウ兄弟によるショップ&グルメガイド【バス街ック天国 霞ヶ浦編】はこちら
霞ヶ浦バス釣りおすすめポイント【1】古渡・小野川エリア
水路やドック、アシなど色々なタイプのポイントが点在する有望エリア。秋に限らず、季節に応じて良くなるポイントがあるんで、バリエーションに富んだ地域だ。古渡の奥や小野川は、これから寒くなる時期、地形的に風の影響を遮る場所が少なくないので、釣りやすい。
霞ヶ浦バス釣りおすすめポイント【2】麻生・玉造エリア
全般的に石積みやハードボトム、消波ブロック帯が多く、サカナのストックが多い。石積みの内側は、カヤックやフローターにも人気。ドック周辺もアツいが、ドック内は釣り禁止なのでダメ絶対!秋はワカサギが接岸してくるので、岸際が狙い所。グッドサイズも望めるぞ。
霞ヶ浦バス釣りおすすめポイント【3】和田・境島エリア
通年だと、和田ワンドは北風をブロックする地形で、冬も比較的釣れやすい。そのため春のビッグバスも狙っていけるポイントがいろいろある。風が当たってベイトが打ち寄せられているときは爆発的な釣果が望めることもある。秋は広い範囲にバスがいるのでガンガン巻こう。
霞ヶ浦バス釣りおすすめポイント【4】大山スロープ
誰でも使えるスロープ。マイボートを降ろすのに便利な、霞ヶ浦有数の公共スロープ。ちょっとしたコンクリートの切れ目とかもオカッパリで釣れたりするが、ボートの往来の邪魔にならないように注意。
霞ヶ浦バス釣りおすすめポイント【5】各地の流入河川
霞ヶ浦全域、春から秋がメインとなる。本湖で釣りにくいときでも、比較的釣りやすい。しかし晩秋から冬にかけては難しい。秋は遡上してくるベイトを狙うバスがいて、好調が見込めるが、水温低下につれ釣果も落ちていく。小規模な河川はプレッシャーが掛かりやすいので、入り直すと吉。
土浦周辺の流入河川は「バス街ック天国・土浦編」で個別に紹介済み。ご参考までに。
センドウBros.の霞ヶ浦「鉄板」おすすめルアー10選
3インチファットヤマセンコー(ゲーリーインターナショナル)【アニキside】
ここ最近の霞ヶ浦で、ルアーを1つしか使ってはいけないと言われたら間違いなくコレを選びますね。基本はノーシンカーか軽めのネイルシンカーを入れて使う。フォール的な使い方もズル引き的な使い方もどっちもできるのもイイですね。
テールスライダー(デプス)【アニキside】
超手堅く釣りたいなら間違いなくレッグワーム(笑)。それは永久不変。ただ、ターンオーバーなんかで濁りが強くなっているような状況だと、このスカート的なヤツが利く場面がある、ということで、あえてコイツをセレクトです。
スティーズスピナーベイト(DAIWA)【アニキside】
まず一番に、コンパクトボディでありながらしっかりとした使用感があるのがイイ。投げやすさや使いやすさも当然良い。コストパフォーマンスが高いのも魅力だけど、別に安くなくても使いたくなる完成度の高さがあるんですよね。
ベビーシャッド(ラッキークラフト)【アニキside】
霞ヶ浦の釣り、特に岸釣りだと、寒くなっていくにつれコイツの出番が多くなっていくんですよね。自分的には、巻きメインというよりも、トゥイッチ&ポーズやデッドスローリトリーブで使う事が多いですけど、万能に使えるのが良いですね。
ビーブル(ボトムアップ)【ニンジャside】
カスミ行くなら、とりあえずコレ持ってけ的なルアーの筆頭。ビーブルと言えばスピナベサイトのイメージが強いですが、普通に巻いて普通に釣れる良作です。冬でも釣れるので、ワカサギなどのベイトが居れば是非投げてみて下さい!
ハードコアミノーフラット130F(デュエル)【ニンジャside】
フラット130Fは、霞ヶ浦などのワカサギパターンをイメージして作ったミノー。竿を立ててリトリーブするとかなり浅いレンジを引けるので、激浅な釣り場でも使いやすいと思います。値段も安いし、よく釣れるんで、使わないと損ですよ。
3DSクランクMR(ヨーヅリ)【ニンジャside】
霞ヶ浦水系でも出番の多い、1.5メートルレンジを射程とするクランクベイト。一般的なラウンドボディのクランクベイトよりも浮力が弱めなので、バスの活性が下がる低水温期にもバイトを出しやすいです。値段も安いので、根がかり上等で使って下さい。
スパットMR65F(がまかつ)【ニンジャside】
シャッドは、霞ヶ浦水系の低水温期には必須のルアー。このスパットは、ただ巻きでもトウィッチ&ジャークでも良い仕事をしてくれて、出しどころが多いルアーです。スピニングでもベイトでも扱いやすいのも良いですね。マジでオススメです!
レッグワーム(ゲーリーヤマモト)【ニンジャside】
これぞ、ボウズのがれの筆頭ルアー。霞ヶ浦水系の場合、自分的にはベイトフィネスに2~3グラム前後のダウンショットリグで使うことが多いです。消波ブロック周りやハードボトムなど、硬い場所にぶち込んで行きましょう!