重量挙げ、宮本が日本新で優勝 全日本選手権 糸数は大会新V 

 重量挙げの第80回全日本選手権・第34回女子選手権が11日、新潟県のニュー・グリーンピア津南体育館で開幕し、男子73キロ級の宮本昌典(沖縄工高―東京国際大職)がトータル345キロ(スナッチ155キロ、ジャーク190キロ)で優勝した。トータルとスナッチで自身の日本記録を塗り替えた。

 男子67キロ級は糸数陽一(豊見城高―日大出、警視庁)がトータル295キロ(スナッチ130キロ、ジャーク165キロ)で頂点に立った。トータルとジャークで大会記録を更新した。 

 宮本は「五輪のメダル獲得のために調整してきた。来年はもっと強くなる」、糸数は「開催に感謝しながら試合ができた。五輪の舞台へ向けていい弾みをつけた」とそれぞれ話した。

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