IR事業者との接触ルール策定 1月から運用 佐世保市議会

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を巡り、佐世保市議会議会運営委員会は11日、市議がIR事業者と接触する場合の指針を策定した。来年1月から運用する。
 IRを巡る汚職事件を受け、国は事業者と接触する場合の考え方を盛り込んだ基本方針案を公表。県や市は職員らの接触ルールを定めている。
 同市議会の指針は、特定の事業者のために有利な取り計らいをしないことなどを倫理基準として規定。市議が事業者と面談する場合は、前後に議長に報告するほか、電話やメールのやりとりは日程調整の事務連絡にとどめることなどをルール化した。

© 株式会社長崎新聞社