リバプールは冬の移籍市場でどう動く?センターバックの獲得、ヴァイナルダムの去就は…

忙しない12月を乗り越えると、1月から移籍マーケットが開場する。野戦病院と化したリバプールはどのような動きを見せるだろうか。

今シーズンのリバプールは、ジョー・ゴメスやフィル・ファン・ダイクといったセンターバックが長期離脱に。守備に大きな不安を抱えているものの、ピッチに立った守備陣は懸命な働きを見せており、公式戦ここ12試合で7失点に抑えている。一方で、今シーズンいっぱいで契約満了となるジョルジニオ・ヴァイナルダムが他クラブと自由移籍が可能となるため、リバプールが残留に動くかも注目トピックスに。イギリス各メディアのアナリストがリバプールの移籍市場の振る舞いを予想した。

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新たなセンターバックは獲得する?
ダルメッシュ・シェート(SkySports)
「市場を窺っているのは間違いないだろう。だがセンターバックを獲得するかは、どちらの結果となっても驚かない。クロップはもう短期的なプランを構築する監督ではないんだ。長期的なプランで選手を連れてくるはず。そうでない場合は今のスカッドで対応しおうとするだろうし、そうなってもサプライズでは無い」。

ガブリエル・マルコッティ(ESPN)
「リバプールが上位にいると言う事実は、負傷者が出ても吸収できる能力の高さを物語っている。だがファビーニョが中盤にいた方が良いチームになるのも確か。ゴメスが早く戻らないのであれば、もう1人補強すべきだと思う。クロップがこれまでやった事ない立ち回りだが、短期的な移籍を考えているかも知れないね」。

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ヴァイナルダムの去就は?
ガブリエル・マルコッティ(ESPN)
「契約満了が近い選手が飼い殺しに遭うケースもあるが、ヴァイナルダムにはそれが起きていない。クロップは彼を起用し続けているし、ヴァイナルダムに敬意を払っている。彼はもう30歳で、次の契約がどちらとなってもキャリアで最大のものになると理解しているはず。リバプールは解決したいと考えているだろうね。それに彼は、経営状況が脆いバルセロナに行きたいのだろうか?クーマンが彼を求めているが、クーマンはシーズン最後までバルサにいるのだろうか?それが影響を与えると思うよ」。

リバプールは冬の市場でどう動く?※写真 Pool

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