在日米海軍厚木基地がある神奈川県大和市で、使用の権利を保障している日米地位協定について考えるパネル企画展が13、14の両日、市文化複合施設シリウスの1階ギャラリー(同市大和南)で行われる。
基地騒音問題などに関わる市民らが、若い世代に関心を持ってもらおうと初めて開催する。入場無料。
協定は発効から今年で60年を迎えた。在日米軍による県内外の墜落事故や犯罪を記録資料で振り返り、捜査・裁判上の優遇などの課題を解説、改定に向けた自治体の取り組みを紹介する。
会場では、基地北側を走る相鉄線や東名高速道路がトンネル化した理由をクイズ形式で考えるコーナーも設けるなど、分かりやすい展示を心掛けるという。