外食支出最大5割減 コロナ禍3~10月 宮崎市内の家計調査

 新型コロナウイルスの感染が県内で初めて確認された3月から9月までの宮崎市内の家庭の月ごとの外食支出が、前年より11.8~49.6%落ち込んでいたことが総務省の家計調査で分かった。減少率が最大だった4月は49.6%減となり、支出額も最低の4999円だった。2番目に高かった8月は44.2%減で、4、8月に国の緊急事態宣言や、県の休業要請が飲食店に出されたことなどが深刻な支出控えを起こしたとみられる。県内の飲食業界は11、12月も第3波により外食需要が大幅に減るとみており、死活問題に直面している。

© 株式会社宮崎日日新聞社