<レスリング>【2020年全日本選手権・展望(26)】世界王者・文田健一郎(ミキハウス)が若手の挑戦を受ける…男子グレコローマン60kg級

《大会要項》/ 《大会日程=各日の実施階級》


男子グレコローマン60kg級・展望(12月20日実施)

※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。

現役世界王者として全日本選手権に臨む文田健一郎(ミキハウス)

 東京オリンピックの代表に内定している文田健一郎(ミキハウス)が、代表内定選手で唯一エントリーした。若手選手の挑戦を受ける。

 昨年優勝の鈴木絢大(日体大)がどう挑むか。文田と同じ場所で練習しているが、対戦はない。U23世界選手権(ハンガリー)出場などの経験を生かせるか。

 昨年2位で今年の全日本大学グレコローマン選手権63kg級で1年生王者に輝いた竹下航生(拓大=香川・高松北高卒)、昨年の国体優勝の藤波諒太郎(自衛隊)、昨年の全日本大学グレコローマン選手権優勝の矢部和希(日体大)、昨年3位の稲葉海人(日体大)らが殊勲を目指す。

《歴代優勝選手》=男子フリースタイル男子グレコローマン女 子


2019年全日本選手権 → クリック

 ▼決勝
鈴木絢大(日体大)○[Tフォール、3:16=9-0]●竹下航生(香川・高松北高)

 ▼3位決定戦
稲葉海人(日体大)○[Tフォール、2:17=9-0]●大城達人(国士舘大)
清水賢亮(拓大)○[8-3]●河名真偉斗(専大)

 ▼準決勝
竹下航生(香川・高松北高)○[4-0]●稲葉海人(日体大)
鈴木絢大(日体大)○[10-3]●河名真偉斗(専大)


エントリー選手=8選手

※オリンピック代表と昨年のこの階級の全日本選手権1~3位以外はアイウエオ順

文田健一郎
鈴木絢大
竹下航生
稲葉海人

《東京オリンピック代表内定》
文田 健一郎(ふみた・けんいちろう=ミキハウス)
1995年12月18日生まれ、24歳。山梨県出身。山梨・韮崎工高~日体大卒。168cm。2019年世界選手権優勝

《2019年全日本選手権優勝》
鈴木 絢大(すずき・あやた=日体大)
1998年11月11日生まれ、22歳。静岡県出身。静岡・飛龍高卒。161cm。2019年全日本学生選手権優勝

《2019年全日本選手権2位》
竹下 航生(たけした・こうせい=拓大)
2001年7月24日生まれ、19歳。香川県出身。香川・高松北卒。159cm。2020年全日大学グレコローマン選手権63kg級優勝

《2019年全日本選手権3位》
稲葉 海人(いなば・かいと=日体大)
1999年5月18日生まれ、21歳。東京都出身。山梨・韮崎工高卒。171cm。2020年全日本大学グレコローマン選手権3位

大城 達人(おおしろ・たつと=国士舘大)
1999年1月30日生まれ、21歳。沖縄県出身。沖縄・北部農林高卒。160cm。2019年全日本選手権5位

河名 真偉斗(かわな・まいと=専大)
2000年1月15日生まれ、20歳。広島県出身。広島・三次卒。168cm。2019年全日本選手権5位

藤波 諒太郎(ふじなみ・りょうたろう=自衛隊)
1997年11月12日生まれ、23歳。石川県出身。石川・金沢北稜高~専大卒。167cm。2019年国体優勝

矢部 和希(やべ・かずき=日体大)
1999年3月12日生まれ、21歳。神奈川県出身。山梨・韮崎工高卒。165cm。2019年全日大学グレコローマン選手権優勝

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