「ファビュラスレビューボーイズ」 1年ぶりの本拠地公演 川崎

神崎さん(中央)のあいさつで幕を閉じたショー=川崎市麻生区

 かわさき産業親善大使を務める俳優の神崎順さんと男性4人組の「10carats」によるレビューショー「ファビュラスレビューボーイズ」が12日、本拠地の川崎市アートセンターアルテリオ小劇場(同市麻生区)で上演された。

 新型コロナウイルスの感染拡大による公演の延期が続き、本拠地での公演は1年ぶり。観客グループの間や1列目の座席を空け、観客席でのパフォーマンスや舞台外でのあいさつは行わないなどの感染対策を講じた。

 ショーはラテンのリズムにあふれたにぎやかな構成。「カワサキ レビュー」の歌声とともに開幕し、久しぶりの舞台に大きな拍手が送られた。アンコールで神崎さんは「私たちは、苦しいときでも皆さんに希望を与えられることが楽しくてこの仕事を選んだ。長い1年だったが、ようやく舞台を迎えることができました」とあいさつした。

 スタッフは「1年ぶりということで、多くの方に来場いただいた。私たちも体調管理を万全にして、安全な舞台を開催していきたい」と話した。ショーは13日も行われる。

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