寺田心、永野芽郁らも過去に出演!子供向けドラマの名作&新作を放送

NHK Eテレで、2005年から15年続く「ABU アジアこどもドラマシリーズ」。その名作選と新作を放送する「こころのおはなし」を、12月19・26・29日の3日間にわたってオンエアする。

同シリーズは、7歳から9歳の子どもを主人公に、現代の子どもたちの生活の中にある「心の成長」を描く。実はこのドラマ、過去の作品には名作や話題作が数多くあり、15年「ブラジルへの近道」は「シアトル国際子ども映像祭CFFS2016 ベストライブアクション短編部門 子ども審査員賞受賞」「台湾国際子ども映像祭 TICFF2016 上映」と海外からの評価も高く、人気子役の寺田心(当時6歳)が出演。2011年の「遠足」は小学年6生の永野芽郁が、2012年の「ヒカルの掃除」は眞島秀和が父親役として出演している“知る人ぞ知る”ドラマシリーズだ。

今回、12歳になった寺田がナビゲーターとして登場し、過去の名作選をドラマ仕立ての演出で紹介。ウイズコロナの時代に“おうち時間”を余儀なくされた子どもたちにおくる“こどもドラマ名作選”となっている

12月19日の「こころのおはなし①」(午後4:20)では、川嶋紗南、永野、西田尚美が出演した、小さな勇気と友情の物語「遠足」(11年)、鈴木翼、小西風優が出演した、少年の淡い恋と成長を描いた「折鶴」(13年)を放送(11月23日放送の『ABUアジアこどもドラマシリーズ名作選』の再放送)。

12月26日の「こころのおはなし②」(午後4:25)では、中村柊芽、眞島出演による、小学3年生の少年の成長を描いた「ヒカルの掃除」(12年)、古島裕大、寺田出演による、小さなうそから始まる大冒険「ブラジルへの近道」(15年)をおくる。

そして、12月29日は新作の「ABUこどもドラマ2020」(午前10:00)で、「あやとり」(20年)を放送。千尋(小畑葵)は、同じクラスで大親友の雫(笹川椛音)と「あやとり」で遊ぶのが大好きな女の子。学校の授業参観で、2人は得意の「あやとり」を披露することになり、千尋と雫は「絶対成功させよう」と誓い合う。しかし、練習の日々をおくる中で、突然、雫から「あやとりはできない…」と告げられる。そんな雫を責めてしまう千尋だったが…。「あやとり」を巡る、友情と成長の物語が展開される。

ナビゲーターを務める寺田は「『ブラジルへの近道』は、僕が6歳の時に撮影したドラマです。僕が演じた陸は、純粋無垢(むく)でとてもかわいらしい男の子です。ドラマ中、陸が口ずさむシーンがあるのですが、あれは僕のなんとなく音にした言葉を監督が『それでいこう!』と言ってくださったのを今でも覚えています」と出演作品を振り返り、「このドラマシリーズは小学生である僕たzひの甘酸っぱいような、くすぐったいような、胸がチクンとする共感する作品ばかりです。6年が経ち、こうして僕がナビゲーターを務めさせていただけることに感謝します」とメッセージを寄せている。

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