今季からバルセロナを率いているロナルト・クーマン監督。
9月には生え抜きの若手MFリキ・プーチに対して構想外を宣告したという報道があったが、「それは事実ではない。若手はプレーする必要があると伝えた。競争が熾烈なバルサだとそれが難しいのでレンタル移籍を勧める」とそれを否定した。
『El País』によれば、この一件を巡って、クーマン監督はプーチを叱責していたようだ。
エルチェとのジョアン・ガンペール杯でベンチ入りせずにスタンド観戦することになったプーチ。クーマン監督は選手たちが揃うロッカールームで「お前が漏らした」と彼を攻撃したという。
内部情報がすぐに流出したことにイラ立っていた指揮官は、メディアに情報を漏らしたのはお前だとプーチを責めたようだ。
ただ、一掃する必要がある特定の行為を廃絶しようとするクーマンの行動を歓迎するチーム内のグループもいるという。
一部はリオネル・メッシとルイス・スアレスの守備タスクを免除したエルネスト・バルベルデ元監督の特別扱いを疑問視していたとか。
また、先日のCLユヴェントス戦に0-3で敗れた後にはアントワーヌ・グリーズマンが「全てが欠けていた。走りたい、働きたい、攻撃したい(という意思が)…このイメージはとても醜い」と発言。関係者によれば、これは監督に向けたものではなくロッカールーム(他の選手たち)に向けたものだという。
なお、プーチは今季4試合に出場しているが、プレータイムは80分にも届いていない。