太平洋側でも大雪に警戒を 各地で真冬並みの厳しい寒さに

 15日(火)は、山陰から北の日本海側で雪が降り、北陸などは大雪に注意が必要となる。近畿や東海の太平洋側でも大雪のおそれがある。昼間でも、全国的に真冬並みの寒さとなる見込み。

日本海側だけでなく、太平洋側でも大雪のおそれ

 日本付近は冬型の気圧配置となっていて、西日本にかけて強い寒気が流れ込んでいて、日本海側を中心に広い範囲でしぐれている。東北や北海道の日本海側は吹雪きによる見通しの悪化に注意が必要だ。落雷や突風にも注意したい。雪のピークは17日(金)にかけての所が多くなりそうだ。

 西日本でも雪が積もるところもあり、中国地方は、日本海側や山沿いで大雪のおそれがある。時間に余裕を持って出かけたい。路面凍結にも注意が必要となる。強い北風の影響で、近畿や東海は太平洋側でも大雪のおそれがある。東京は冬晴れとなるが、真冬の寒さが続く見込み。

北日本は真冬日に

 東京のけさの最低気温は3℃台となり、今季の最低気温を更新している。昼間でも、全国的に真冬並みの寒さとなり、防寒対策をして出かけたい。

15日の予想最高気温(前日差)
札幌 -3℃(-2℃)真冬並み
仙台 2℃(-2℃)真冬並み
東京 10℃(-3℃)真冬並み
名古屋 7℃(-4℃)真冬並み
大阪 9℃(-2℃)真冬並み
福岡 6℃(-2℃)真冬並み
那覇 18℃(-4℃)真冬並み

(気象予報士・崎濱綾子)

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