奨学金返済アシスト事業 長崎県、最大150万円助成 学生ら募集

 県は大学生らが対象業種の県内企業に就職し、一定期間勤務すれば奨学金返済を支援する「県産業人材育成奨学金返済アシスト事業」の支援候補者の募集を始めた。来年5月7日まで。
 県若者定着課によると、同事業は県内企業の対象業種に6年以上勤めれば、奨学金返済額について1人当たり最大150万円を助成する制度で、2016年度に導入。19年度までに220人の支援候補者を決定した。
 対象となるのは、日本学生支援機構などの奨学金を受給している大学生、短大生、専門学生のほか、来春進学予定の高校生ら。業種は製造業、情報サービス業、インターネット付随サービス業、建設業、観光関連産業など八つ。
 同課は「制度を広く知ってもらい、早めの申請をお願いしたい」としている。申請書類は同課ホームページからダウンロードできる。

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