大物マダイをゲット! 壱岐の島タイラバ大会

 第2回壱岐の島タイラバ大会(壱岐釣り船協会主催、永村弘一会長)が壱岐沖であり、島内外の参加者約80人が釣り上げたマダイの大きさを競った。
 同協会は盛漁期以外の漁業者の収入確保を目的に昨年7月設立。18人が加盟している。同大会は釣りを通して壱岐の魅力を発信し、観光を盛り上げようと昨年から実施。島外からの参加者が約7割に上る。
 参加者は早朝から漁船に乗り込み各港から出た。沖合2~5キロほどのポイントでタイラバと呼ばれる疑似餌を使って制限時間6時間半でマダイを狙った。
 優勝は76センチの大物を釣り上げた壱岐市石田町のサービス業、前田賢吾さん(36)。前田さんは「タイの自己記録の大きさ。引っ張り込まれるような引きで、釣り上げた時は興奮した」と話した。参加者全員に抽選で壱岐の特産品などの景品が贈られた。

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